ワーク&ミリタリーをベースにヴィンテージの雰囲気を纏ったアイテムを作ることに定評のあるorSlow（オアスロウ）。今では生産されてない米国製の60年代のミシンを縫製に用いるなど、縫製・加工のプロセスから「ヴィンテージ」を追求しています。

そんなモノづくりの姿勢は当然デニム作りにも反映されています。

「クラシックでオーソドックスな国産5ポケットデニムが欲しい」という方にはオアスロウがベストな選択肢かもしれません。この記事ではオアスロウのデニムの全モデルをご紹介します。

オアスロウのデニム全種類

オアスロウは数多くのデニムを販売していますが、特に「105」と「107」が定番で人気のモデルです。

【定番】105 STANDARD

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ブランド発足当時から販売されているオアスロウの定番デニム。60年代の501XXを忠実に再現した一本です。60年代当初は徐々に細身に移行していった時期で、105は当時の絶妙な細さを再現しています。ベーシックな一本が欲しい方は105で決まりではないでしょうか。当然、ボタンフライ、ムラ糸、セルビッチなどヴィンテージ仕様です。

105W 1990’S STANDARD

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名前の通り、1980年代～1990年代のアメリカ製デニムを参考にして作れらたモデルです。形は105です。

1980年代は紡績技術の発達によって均一でムラの無い糸を作ることが可能になった時代です。のっぺりとした表情は機械的生産の初期時代独特のもので、これはこれで時代を感じさせ”味”があります。

【定番】107 IVY FIT

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オアスロウの定番モデルといえば「107」も欠かせません。105の進化形として細身の5ポケットとして作られています。

1960年代の東海岸のアイビーリーグをイメージして作られたことから「IVY FIT」という名称が付けられています。ローファーや、ボリュームの少ないスニーカー、ジャケットと合わせるなら107でしょう。

107で人気があるのは「ワンウォッシュ」で濃紺のモデルですが、「2Year Wash」モデルという、まるで2年間着用したような色落ち加工が施されたモデルもあります。ここはお好みで選ぶとよいでしょう。

https://www.flisco.jp

512 PAINTER PANTS

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50年代～60年代頃のペインターパンツをモデルに作られています。ペインターパンツとは名前の通り画家やペンキ職人が作業しやすいように作られたパンツで、可動域が広く作られており、ワタリがワイドなことが特徴です。

シーズンによっては画家が作品を作る際に汚れたような「ペンキ加工」されたモデルも存在します。

https://zozo.jp

513 US NAVY UTILITY PANTS

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オアスロウの数あるデニムの中で特にライトな穿き心地といえば513 US NAVY UTILITY PANTSです。「アメリカ海軍の作業着をモチーフ」にしているらしく機能美に優れた一品です。

9000 (40’S OVER ALL)

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1940年代ごろのオーバーオールをベースに作られた「9000」。

物資不足の第二次世界大戦時に採用されていた月桂樹タイプのボタンを再現。マニアックな作りでありながらUNISEXで男女に永く愛され続けているアイテム。

TWO TUCK DENIM WIDE TROUSERS

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タック入りスラックス（デニム）。ワイドシルエットにウェストのタックと下手をすると野暮ったくなってしまう仕様ですが、オアスロウの腕で独特な表情のデニムに仕上げられています。タック入りですが上品ということはなく、あくまでカジュアルなパンツとして穿くのがオススメです。

fennica×orslow スロウワークマン パンツ

https://www.beams.co.jp

BEAMSのライフスタイルブランド「fennica」とオアスロウのコラボしたモデルです。10オンスと比較的ライトなデニム生地を使用し、股上の深いシルエットが特徴的。キレイにもカジュアルにも合わせられる便利なデニムです。

オアスロウのデニムのサイズ感

オアスロウのサイズは「1」「2」「3」と展開されていて、1がSサイズ、2がMサイズ、3がLサイズとなっています。

ユニクロや無印と大差無いサイズ感のため、普段から穿いているサイズを選ぶとよいでしょう。筆者は身長169cmですが、ジャストサイズで着用したい場合「サイズ1」、ゆるく穿きたい場合は「サイズ2」を選択しています。

オアスロウのデニムの色落ち

デニムの色落ちはサイズ感が強く影響します。ジャストサイズだと着用時に皺が生まれやすく、それが色落ちすると「ヒゲ」となります。

オアスロウは一番細身な107シリーズでも細すぎないため、過度なヒゲは生まれません。濃淡が生まれるというよりは、全体的に色味が淡くなっていくのが特徴です。

肌触り的なエイジングで言いますと「ザラつきはあるのだけど柔らかい」、そんな変化をします。

オアスロウのデニムの買える場所

オアスロウのメインアイテムがデニムのため、オアスロウ取り扱い店舗であればデニムは購入可能でしょう。特に定番である105や107は多くの店舗で見かけます。

ここでは、オアスロウの取り扱いが豊富なセレクトショップを中心にご紹介いたします。

• BEAMS
• Bshop
• FREAK’S STORE
• Loftman

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