fbpx

arkhe

arkhe

Blog

Mail magazineメルマガ登録

arkheはファッション/アート/東京のグルメやショップの情報をお届けしています。
配信頻度:月に1〜4通

カットソーってどんな服?基礎知識から大人の着こなしポイントまでを徹底解説

Category 2021/09/17

 

過ごしやすい気候になると、日常着への登場率が高まる“カットソー”。

“カットソー”と聞き、7分袖あるいは長袖のトップスを思い浮かべた方も多いでしょう。しかし、Tシャツもタンクトップもポロシャツもキャミソールも、これらは全部“カットソー”。

そこで今回は、カットソーの基礎知識から着こなしのポイントまでを分かりやすく解説します。

カットソーの正体を知ると見えてくる、毎日着ている洋服のコト。

知れば知るほど、“服作りって奥深い” 。日々のお洒落がもっと楽しくなること間違いなしです。

カットソーとは

カットソーの定義は”編んだ生地を切って縫った服”のことです。

そもそもカットソーという言葉は”Cut(裁断)”と”Sewn(縫製)”が組み合わさって出来た造語であり、カットソーは”Cut&Sewn”の略。

”編んだ生地を切って縫う・・・?”あまりピンと来ない方も多いでしょう。

 

例えばTシャツ。実はTシャツもカットソーに分類されます。注目すべきは“生地”と“縫い目”。

生地は1本の糸で編み上げられた“編み物”生地。裾、袖先を見てみるとミシンで縫われています。同様に胴体と袖の結合部分はミシンで縫い合わされているのが分かります。

これがまさに、編んだ生地を切って縫製する(=Cut&Sewn)ということ。

 

Tシャツもタンクトップもポロシャツもキャミソールも。編み物を切って縫製しているものは全て” カットソー”に分類されます。

“編み物”と“織物”の違いとは

カットソーの定義が掴めてきたところで、そもそもの生地”編み物”と“織物”について解説します。

編み物とは

編み物の定義

編み物は1本の糸でループを作り、ループに糸を通しながら生地を編み上げていきます。

編み上げた生地を”ニット”と言います。

この生地を切ってミシンで縫い合わせたものが”カットソー”です。

切ったり縫ったりせず、編んだ生地同士を編み合わせる”リンキング”が施されたものが”セーター”です。

このように、編み物生地(=ニット)で作られた製品を分類する際は“結合部分”に注目します。

「ミシンで縫い合わせたら“カットソー”。リンキングされていたら“セーター”。」と覚えておくと良いでしょう。

編み物の特徴

肌触りは柔らかく、編み目の構造から通気性・伸縮性に優れています。生地はシワになりにくいので、小さく畳んでの収納、持ち歩きにも適しています。

織物とは

織物はタテ糸とヨコ糸を交差させながら織り上げていきます。

織り上げた布生地を”布帛(ふはく)”と言います。服を作る際には布帛を裁断し、ミシンで縫い合わせます。

織物の特徴

肌触りは編み物に比べると堅く、ハリがあります。タテの糸とヨコの糸を交差させる構造上、伸縮性はほとんどありませんがその分丈夫で型崩れしにくいのが特徴です。

しっかり感と上質感を求めるアイテムには織物が向いています。シャツやジャケット、コートなどは殆どが織物で仕立てられています。

大人が着たいカットソー。1枚でも様になる選び方のポイントとは

1.上質な素材と丁寧な縫製

シンプルなカットソーを1枚で着こなすなら、上質な素材と丁寧な縫製はマスト。

これらをクリアしたカットソーは1枚できるのにふさわしい存在感を放ちます。

同時に生地が透ける、首周りがヨレるなど、”だらしなく見える”リスクを回避。

大人男子の装いに相応しい”きちんとした印象”を与えることが出来ます。

2.デザインはシンプルor無地

大人男子のコーディネートにおいて、やはり基本となるのは”無地”です。

“ボーダー”という選択肢もありですが、必ず”ピッチの狭いマイクロボーダー”を選びましょう。

ピッチの広いボーダーは、大人の装いにはやや不向きな傾向に。着こなし方によっては幼い印象を与えたり、パジャマみたいに見えたりすることも。着用の際には注意が必要です。

3.沢山洗ってもへたれないタフさ

カットソーはデイリー使いのアイテム。だからこそ生地は、ガンガン洗濯してもへたれない”タフ”なものを選ぶべきです。

洗濯を繰り返しても伸びづらく、首周りのヨレや型崩れを起こしにくい丈夫な作りを選びましょう。

カットソーをお洒落に着こなす大人男子のコーディネート集

大人の男が着こなしに悩む代表的なカットソーといえば“Tシャツ”と“ポロシャツ”。

ベーシックでコーディネートに合わせやすい反面、”なんだかお洒落に見えない”、”抜け感を意識したのにダラしなく見える”と頭を抱えるメンズも多いのでは。

そこで今回はアイテムを“Tシャツ”と“ポロシャツ”に絞り、お洒落な着こなしのポイントを徹底解説します。

#1 ポロシャツ

1枚で着ると”ゴルフ帰りのオジサン”見えしてしまうこともある”ポロシャツ”。

 

ポロシャツは1枚で着ることにこだわらず、ジャケパンスタイルのインナーとして合わせるのが”旬”の着こなし。カッチリとした印象のジャケットコーデを、休日に相応しい装いに程よくドレスダウンすることが出来ます。

 

ポロシャツの襟元はスキッパーまたはボタンを1つ外して程よい抜け感をプラス。

都会的な雰囲気を一層高める”ニットポロシャツ”を選べば、かしこまり過ぎずもラグジュアリーな着こなしが可能です。

https://www.instagram.com/

https://www.instagram.com/

#2 ボーダーTシャツ

大人な着こなしにはややハードルが高い印象を持たれる”ボーダーTシャツ”。

ボーダーTシャツはピッチの狭い”マイクロボーダー”を選び、慣れるまではインナー使いするのがおすすめです。

カジュアルなアイテムと親和性が高く、デニムジャケット・ニットジャケットなど休日コーデに活躍する羽織物との相性も抜群です。

https://www.instagram.com/

https://www.instagram.com/

#3 無地Tシャツ

“シンプルイズベスト”を狙ったはずが、様に見える着こなしに悩まされがちな“無地Tシャツ”。

無地Tシャツを1枚で着こなすなら、“上質な無地Tシャツを選ぶべき”との指摘は最もですが、初心者向けには“もう少し見栄えする要素があると安心できる”というのが本音ではないでしょうか。

 

無地Tシャツは軽装でもラグジュアリー見えする“ニットTシャツ”を選ぶのがおすすめです。

デニムなどカジュアルなボトムスから、スラックスなどキレイ目なパンツまで、無地Tシャツの合わせやすさはそのまま。

1枚で着ていても安心できる“きちんと感”が大人の装いにぴったりです。

https://wear.jp/

https://wear.jp/

https://wear.jp/

私たちの日常生活に欠かせない“カットソー”。大人の日常着に上手に取り入れ、お洒落を楽しもう。

Tシャツもタンクトップもポロシャツもキャミソールも・・・。想像以上に” カットソー”は私たちの身近な存在です。

カットソーに限らず、何気なく使っているファッション用語を調べてみると、“服作りの面白さ”に触れるきっかけになることも。

是非時間に余裕がある時には、普段何気なく着用しているアイテムについて調べてみてはいかがでしょう。毎日のお洒落はより楽しく、普段のコーディネートを格上げする“ヒント”も得られるはずですよ。

 

関連記事

大人に勧めたいワイドデニムコーデ16選|アイテム別の着こなし術をシーズンごとにまとめました

未だ根強い人気の「ビッグシルエット」。 次第に若い世代だけでなく、30〜50代ほどのミドル層にもそのトレンドは受け入れられてきているように感じています。 Tシャツやアウターにもそのような傾向が見られ、もはや主流となってい…

Category 2022/10/10

シューキーパーで始める革靴のお手軽メンテナンス

“お洒落は足元から”という言葉があります。靴は履く人を映す鏡。靴にはその人の生活や几帳面さが表れると言われています。 そんなお洒落の基本かつ重要アイテム”靴”。皆さんは日頃…

Category 2021/07/30

【2023年】メンズのキルティングジャケット着こなしのコツ|おすすめブランド、コーディネートを交えてご紹介します

キルティングジャケットとは キルティングジャケットとは、その名の通り、キルティング素材を使用したジャケットのこと。2枚の布地の間に詰め物(羊毛・羽毛・化繊綿など)が入っており、保温性に優れているのが特徴です。 表地全体に…

Category 2023/08/08

MASUとは?若手注目デザイナーが手掛ける“ヴィンテージ要素の現代化”の魅力

MASUとは MASUは2017年春夏シーズンに設立されたメンズファッションブランドです。 設立時は「マス(masu)」というブランド名でしたが、2018年秋冬コレクションよりデザイナーの後藤愼平氏を迎えリブランディング…

Category 2022/03/05
back

Popular

【2024年最新】大阪のおすすめセレクトショップ18選|ドメブラからインポート、アウトドアまで

アイテムのセレクトや、人の個性、コンセプトによる内装やインテリアなど、独自の世界観の中で買い物を楽しむことができるセレクトショップ。 大阪でしか買えないような他では珍しいブランドを見たい方や旅行で大阪のセレクトショップめ…

Category 2023/03/30

【2024年最新】渋谷のセレクトショップ網羅版【21選】

遡ると90年代の「渋カジ」からはじまり、現在においてもモードやストリートなど様々な流行の発信地であり続ける渋谷。2029年の完成に向けた最大規模の再開発プロジェクトが真っ最中です。 そんな中、渋谷で買い物しようと思っても…

Category 2023/08/26

【2024年最新】京都のおすすめセレクトショップ21選|歴史ある美しい町並みと洋服の融合

外国人観光客からの人気も高く、京都は寺社仏閣からコンビニに至るまで、京都は日本の伝統的な景観の保全がされています。京都のセレクトショップもまた、その風情ある街に溶け込む外装、和の雰囲気を感じる落ち着いたデザインが施されて…

Category 2023/04/10

【2024年最新】表参道のセレクトショップ網羅版【10選】

東京の中でも随一のセレクトショップの数の多さを誇る表参道。この記事では、表参道の人気セレクトショップを網羅的にご紹介しています。 ジャンルや価格帯、取り扱いブランドも紹介しているのでご参考ください。   THE…

Category 2022/12/30

【2023年最新】名古屋(栄中心)のメンズセレクトショップ16選

名古屋城などの歴史めぐり、みそかつや手羽先などのグルメスポット、名古屋パルコをはじめ買い物でも一日楽しく過ごすことのできる名古屋。 セレクトショップを巡るなら店舗が集中している、名古屋駅・通称「名駅」から地下鉄で5分のと…

Category 2023/04/06

Tag