Wrangler（ラングラー）はLEVI’SやLEEと並ぶ、アメリカの老舗デニムブランドの一つです。

1940年代のブランド創設時にハリウッドの衣装デザイナーであったロデオ・ベンを登用するなど、当時作業着でしかなかったデニムにファッション性を見出すなど先見の明があったことは有名なエピソードとなっています。

デザイン的な特徴としては、LEVI’SやLEEと比べるとカウボーイ・ロデオライダー向けなイメージがあり、良く言うと「アメリカンカジュアル」、悪く言うと「野暮ったい」。

アメカジは2000年代に流行し、その時期はWranglerもお洒落なブランドとして取り沙汰されましたが、アメカジブームの低迷とともに見かけなくなった人も多いと思います。

しかし、2022年になるとアメカジが徐々に再ブームの兆しを見せていて、若者の間でブーツカットやフレアデニムが流行るようになりました。そうした流行もあって、Wranglerに再注目するお洒落な若者が増えています。流行は繰り返すものですね。

今回の記事では、再注目されるWranglerのオススメデニムを、人気なものから順番にご紹介したいと思います。

Wranglerの7アイコン

Wranglerのデニムにはブランドらしさを表現する7つの特徴が実装されていて、「7アイコン」と呼ばれています。それぞれの説明は以下の通りです。

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1. ロゴ：Wranglerらしさを示す刻印
2. パッチ：本物のデニムを証明するWranglerパッチ
3. フラットリベット：サドルや座面を傷つけないためのフラットリベット
4. 7つのベルトループ：頑強性を強化する数多いベルトループ
5. Wステッチ：Wranglerの「W」を模したステッチ
6. ワイドスクープウォッチポケット：鍵やコインを入れやすい深めのポケット
7. ヨークシームオーバーパネル：財布の固定力を強化

Wranglerの人気デニムを紹介します

77MWZ

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ラングラーの中でも特にクラシカルな雰囲気が漂い、カウボーイ感のあるデニムです。

昨今のアメリカンカジュアルの人気再燃に伴って注目されているモデル。原宿を歩いていると、若者がWranglerの77MWZを着用しているのを目にすることも少なくありません。

13MWZ

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ラングラーの一番の定番モデルである13MWZ。ブランドを象徴する「7-ICONS」を実装したストレートシルエットのデニムです。1975年には全米プロロデオ協会に公認デニムとして認定されたアメリカンカジュアルを代表する一品。

11MWZ

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1950年ごろに登場した「11MW」をジッパーフライでリニューアルした「11MWZ」。末尾のZは「ジッパーフライ」を表しています。

「11MW」は世界で初めて「ジーンズ」という呼称で販売されたという逸話があります。

12MWZ

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Wranglerといえば13MWZや11MWZといったウエスタンデニムが人気ですが、スリムタイプをお求めであれば12MWZが選択肢に入るでしょう。

ラギッドウェア リラックスフィット ジーンズ

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米国限定で作られたシリーズが「ラギッドウェア」です。（今は日本にも正式輸入されて販売されています）

リラックスフィットの名の通り股上も深めです。ガシガシ履き込んで育てる、アメリカンなデニムといえるでしょう。

ベーシックシリーズ ブーツカットパンツ

7ベルトループなどWranglerらしい仕様を「ベーシック」なデニムに落とし込んだベーシックシリーズ。シルエットは太すぎず細すぎずです。他のブランドと比べるとオンスは厚めなので、タフでベーシックなデニムをお求めの方にぴったりです。

TruTemp365 レギュラー ストレートパンツ

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優れたストレッチ性を持つTruTemp365という素材を活用したデニムです。カジュアルな印象の強い白ステッチが採用されています。「楽に、カジュアルに着てください」というブランドからのメッセージを感じる一本です。

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