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レザーからスポサンまで。メンズサンダルの人気ブランド12選
完全に市民権を得た「サンダル」。高級感のあるレザーサンダルや、ハイブランドが開発した美しいものまで、幅広く販売されています。
肌が露出するので涼しくて快適という機能性の高さはもちろん、見た目も軽やかで足元の雰囲気をガラッと変えられるので便利ですよね。
シックで高級感のあるレザーサンダルから、アクティブでアウトドアにも使えるスポーツサンダルまで、幅広くご紹介いたします!
レザーサンダル
JUTTANEUMANN
ユッタニューマンはドイツ出身の女性レザー職人JUTTANEUMANNによるニューヨークのブランドです。ユッタニューマンは1980年代半ばにニューヨークに移り住み、師匠となる革職人の下で6年間修業を積んだ後、自身の名前を冠したブランドを立ち上げます。ブランドが始まるとニューヨークイーストビレッジに工房併設のショップを作りそこからニューヨークのデザイナーやスタイリスト等ファッション関係者から注目を集めるようになります。一躍有名にしたのはANNASUIのニューヨークコレクション。ナオミキャンベルがショーで着用したことをきっかけにブランドの知名度を一気に上げ、VOGUEなどの一流ファッション雑誌に取り上げられる世界的に有名なレザーサンダルブランドとなりました。

https://pheb.jp/
Alice 創業当初から愛される定番のモデル
レザー製品に関してはすべての工程を自身のアトリエで行っており、熟練の職人がハンドメイドで生産しています。
レザーサンダルの最高峰といわれるほどJUTTANEUMANNの履き心地はお墨付き。
履くほど足になじむ感覚はレザーサンダルならでは。
SANDALMAN
1976年にハワイ出身のスコット&パット兄弟により設立された、カリフォルニアのサンダルブランドです。当初はローカルサーファーの間でオーダー品として発売していたところ、履き心地の良さが評判を呼び一躍有名になりました。当時様々なブランドがアメリカ国外に製造拠点を移し始めていたのですが、サンダルマンは素材選びから製造工程においてすべて自身で管理できるようアメリカ国内生産にこだわり、工房を設けました。その高品質な作りから現在ではアメリカのみならず、各国にファンを増やし、メイドインUSAのプロダクトを送り出しています。

https://ameblo.jp/
ビーチワイド
サンダルマンの代表モデルといえばビーチワイド。
3層に重ねられたミッドソールにアーチサポートが付けられているので履き始めから快適に使用できます。
BUTTERO
BUTTEROはイタリアのトスカーナ地方のマウロサーニにより生まれたブランド。
マウロサーニは自身の名前を冠したブランドを1964年に立ち上げており、クラシックタイプの短靴を主に生産していました。
そんな中、新しいデザインのインスピレーションを求めて旅をしている最中に“ブッテリ”イタリア版のカウボーイスタイルに出会います。早速ウエスタンブーツや乗馬ブーツを作り始め1974年にはブランド名を自身の名前から現在の「BUTTERO」に変更。1970年代のビートルズが履いていたようなモッズブーツやマッチやたばこが入れられるようになったポケット付きのブーツ等、数々のスタイルを生み出しトスカーナのシンボル的な存在になりました。常にブランドの大切にしている“アルテジャネーレ”=手作業によるぬくもりを大切にブランドの世界観を広めていっています。

https://www.buttero.it/
BUTTERO レザーダブルベルトサンダル B1857
レザーに見られる自然の風合いを生かしたサンダルで
どこかイタリアの土っぽさを感じるカントリーな仕上がりです。
着脱もしやすく開放的で、踏みしめる楽しさを思いださせてくれるようなデザインとなっています。
GUCCI
1921年グッチオグッチによりイタリアのフィレンツェにて生まれたブランド。
ファクトリーとショップをオープンさせレザーグッズを展開していました。
グッチオグッチはホースビット等乗馬から着想を得てブランドのアイコンとし、商品化していった。フィレンツェには当時休暇で多くの富裕層が訪れており、ブランドの商品は休暇で訪れた上級顧客の心をつかんでいきました。1950年代にはグッチオグッチの息子達が事業を継承し、イタリアブランドとして初めてアメリカのニューヨークに進出します。
その頃にできたのが鞍の腹帯に由来する緑-赤-緑のアイコンです。現在でもアイコニックなファッションを次々と発表し、誰もが知るラグジュアリーブランドとして世界中で愛されています。
ブランドのアイコンであるホースビットとレザーを組み合わせたサンダル。
アイコンであるホースビットも時代に合わせて進化を遂げており、ヴィンテージGUCCIを彷彿とさせる上質なレザーと現代的に昇華されたモチーフが組み合わされた現代的な装いにもマッチする上質なサンダルです。

https://www.gucci.com/
PRADA
兄マリオ・プラダと弟マルティーノ・プラダが1913年に創業したイタリアのブランド。
兄マリオ・プラダが各国を旅する中でワニや蛇、セイウチなどの珍しい皮革や素材を集めてこれらで豪華な鞄を作ったことがきっかけでミラノの上流階級で評判となり、ブランドは有名に。瞬く間にイタリアの王室御用達のブランドとなりました。
アメリカに進出したこともきっかけとなりブランドは大きく成長していきます。
一時期兄のマリオ・プラダがなくなった後ブランドは低迷、世界大戦中は苦しい時期が続きましたが後に孫娘であるミウチャ・プラダが継承しブランドは見事復活。現在の人気に至ります。

https://www.prada.com/
スライドサンダル
ブランドロゴを活かしたシンプルなデザインがプラダらしいスライドタイプのサンダル。作り込みを主張しないようあえてカジュアルさを残したデザインがモードを感じさせます。
スポーツサンダル
AURALEE
オーラリーは2015年に生まれた日本のブランドで、デザイナーは神戸出身の岩井良太氏が務めています。オーラリーのブランドコンセプトは世界中の厳選した原料と日本の生産背景を掛け合わせて本当に良いと思える素材を追求し、洗練された洋服をつくる、というコンセプトを持っています。デザイナーの岩井氏は洋服になる前の素材づくりからをもデザインととらえており、素材にしっかりと目を向けてからその素材それぞれに合った洋服に仕立てたいという思いがプロダクトに強くあらわされています。

https://auralee.jp
FTC ビーチ サンダル
オーラリーのシンプルなプロダクトに沿うような洗練された印象のビーチサンダル。細いベルト部分は調節が可能で足首をしっかりとホールドしてくれます。
CHACO
1989年マークペイジュンが作ったブランド。
ウォータースポーツの際に滑りづらく快適で耐久性に優れたフットウエアを開発します。
彼は元々シューズメーカーで勤務していましたが、その後コラロイドでラフティングのガイドとして働きます。その際に今までのフットウエアで満足のいくものが無かったことがきっかけで、彼は自身の靴職人の経験や知識を使って自分でサンダルを作ることになりました。そこで生まれたのがCHACOのサンダル。マークペイジュン氏の様々な経歴あって誕生した商品なのです。
CHACOのサンダルで定番といえば Z2/CLASSIC
スリッパタイプではなくストラップで固定するようになっており、調整は片手でもできるウェビングストラップを採用しています。ストラップはミッドソールの中で一本でつながっているので絡まる心配も無用。CHACOのサンダルらしくしっかりしたホールド感でアスファルトから海、川、森、岩場まで対応できてしまいます。
ソールは張替も可能なので同じモデルを長く愛用できる点もアメリカらしい作りです。

https://www.chacos.jp
KEEN
2003年アメリカ創業。
オレゴン州ポートランドのフットウエアブランドです。
創業者のローリーファーストは「サンダルはつま先を守ることができるだろうか?」という
素朴な疑問からKEENの象徴でもある「NEWPORT」を生み出します。
つま先を保護するサンダルのブランドとして始まったKEENは自然とハードワークな現場でも耐えうることのできる「作業シューズ」づくりへ。
様々なシーンを考慮したフットウエアづくりのノウハウを持って新たに生み出されたのが
「UNEEK」です。シューズとサンダルをミックスしたような解放感と安心感、2本のコードとソールで作ったまさにユニークなデザインが街使いにもしっくりきます。

https://zozo.jp/
つま先が覆われていることでサンダルのラフさがうまくそぎ落とされ、大人でも日常使いしやすいデザイン。カラーの展開が多いこともうれしいポイントです。
TEVA
TEVAは1984年アメリカで生まれたアウトドアブランドです。
グランドキャニオンで働く若いリバーガイドが作り出したブランドで、Tevaのサンダルが世界初のスポーツサンダルと言われています。
当時は滑りやすく脱げやすいサンダルやアスレチックシューズが多く、濡れると重く且つ乾きにくいサンダルが主流でした。そこで水にぬれても軽く、すぐ乾くようなナイロンを使ったサンダルを作ります。当初のサンダルはホールド感はあるものの靴ズレが起きやすく再設計が必要でしたが、このデザインがアメリカの若者の間で流行。
新たに生み出されたのが「ハリケーン」です。

https://jp.teva.com
独自で開発したストラップシステムはどんな場所でも快適な歩行に導いてくれます。
カラーの展開や柄も様々で、自分に合ったカラーを探すのも楽しいですね。
SUICOKE
スイコックは「本当に自分たちが欲しいもの、所有したいものだけを作っていく」という挑戦的な創造開発をコンセプトとして2006年に生まれたブランドです。
柔らかなふみ心地と反発性のあるソールが特徴で快適さとデザイン性を兼ね備えたブランドとして日本のセレクトショップで展開されています。
2014年にはVibram社と開発してブランドオリジナルのソールを製造。
2016年にはTOGAとのコラボレーションをしたことでも有名です。

https://zozo.jp/
定番モデルはDEPA
甲に沿うようなカーブを描いたストラップや肉厚なソールでしっかりと歩行をサポートしてくれます。シンプルなデザインなので服装を選ばず長く使えるデザインです。
mont-bell
モンベルは日本のアウトドアメーカーで登山家でもある辰野勇氏により創業されたブランドです。ブランドコンセプトは“Function is beauty”。登山家の実用的な視点を持ちながら生み出されるプロダクトは年齢問わず使い易い作りとなっています。
様々なアウトドアグッズを展開していますがアパレル商品についてもつくりの良さには定評があり、昨今のアウトドアブームもあってか若い人からの支持も厚いブランドです。

https://zozo.jp/
定番はソックオンサンダル。
かかとが浮きにくい「スリップオン」の機能は残したまま、靴下を着用いても脱ぎ履きができるようS字形状の鼻緒を付けています。シンプルなデザインながら機能的で軽量なのでキャンプなどのアウトドアだけでなく普段使いでも使用できます。あえて靴下を見せるコーディネートも楽しめるので、スタイルの幅にも広く対応できそう。
ニューバランス
スニーカーでブランドの名前を知らない人は居ないと言っていい程圧倒的な知名度を誇るブランドです。1906年アメリカのボストンで生まれたブランドで、偏平足の人のための矯正用シューズや整形外科で使用するシューズを作っていました。
ブランドの名前にもあるように履いた人に“新しい感覚をもたらす”という意味からNewBalanceと名付けました。1960年になるとスポーツに適した開発に移ってきます。今までの外科的知識を生かしてオーダーメイドのランニングシューズをつくりました。
カスタムメイドのランニングシューズは世界初でその後日本にもブランドは上陸しレザーを使ったコレクション等を発表してファッション的な分野からも注目されるシューズブランドとなります。

https://shop.newbalance.jp/
750 STRAP
ニューバランスの安定感あるソール技術が生かされたスポーツサンダル。
ストラップ部分もホールド感があり、ボリューム感があるのでモードな雰囲気を楽しむことができます。
まとめ
レザーサンダルからスポーツサンダルまで幅広くご紹介させていただきました。どれも夏のファッションをアップグレードしてくれると思います。また、サンダルはスニーカーや革靴と比べて安価ですので、数足買い足すのもいいんじゃないでしょうか?
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