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自分に似合うニット帽の見つけ方とおすすめメンズコーデ16選
防寒対策としてももちろん活躍しますが、秋冬シーズンに街を歩くとちらほら見かけるニット帽。サマーウールやリネン素材のモノなら、夏にもニット帽を楽しむことができます。
しかし普段まったく被らない方にとっては、なかなかハードルの高いファッションアイテムです。
いざ試着してみても、何となく似合わないような気がしますが、「見慣れていないだけ」で取り入れてみれば、自ずと馴染んでいくものだと思います。
ニット帽をお洒落に被るにはトップスやボトムスとのトータルバランスもポイントの1つですが、ニット帽は頭に直接被って身につけるため、シルエットや素材、カラーなどのデザイン面で「似合うかどうか」が影響しやすく、被り方や選び方がかなり重要なポイントになってきます。
まずは、この2点を解説し、コーディネートを写真付きでご紹介します。
ニット帽の被り方
フロント(正面)
眉上から生え際ぎりぎりまでが自然に見える範囲でしょう。
例えば丸顔の方は浅め、面長の方は深めに被って「ベストバランス」と言われているたまご型に近づけるようなイメージでバランスを取ると◎。
前髪を出すか出さないかは、相手に与えたい印象で決めるか、その日のスタイリングのジャンルや雰囲気に合わせるとGOOD。
前髪があるとないとでは、以下のような印象の違いがあります。
前髪あり‥カジュアル、優しい
前髪なし‥きれいめ、クール
サイド(横側)
サイドは耳を出すか、出さないかが悩みどころ。
手持ちのニット帽にある程度の深さがある場合は、耳は半分隠れる程度に被るくらいがナチュラルに見え、オススメです。
バック(後面)
髪の長さにもよりますが、基本的には首の後ろのうなじより少し上くらいで、髪はニット帽に入れたりせずにそのまま被るのがいいでしょう。
ニット帽の選び方
ニット帽の被り方の中で少し触れましたが、「自分の顔の形」を知っておくとニット帽が格段に選びやすくなります。
たまご型
卵形は様々な顔型の中で最もベストバランスと言われていますので、自身のファッションの好みで選んでもOK。被る深さやキャップを折り返す幅などを調節してベストバランスを見つけましょう。
丸顔
たまご型よりも顎に丸みがあり、親しみやすく幼い印象を与えやすいため、モヘアなどふわふわした素材を避けて、ボリュームを抑えた大人っぽいキャップがおすすめです。
面長
たまご型よりも縦に長く、丸顔よりも落ち着いた印象を持っています。高さがなく、折り返しのあるダブルワッチや厚みのあるリブがあるニット帽を選ぶことでバランスが良くなります。
ベース型
エラが張っているベース型の方は意思がつよく、クールな印象を持たれやすいと言われています。ピタッと頭の形に沿うものは避けて、先端に向かって細くなる形などを選ぶと、気になりがちな顔の横幅がカバーされシャープな印象へ。
ニット帽を上手に使ったメンズコーデ
1 浅めのニット帽でクリーンな印象に
すっきりとした印象を与えたいときには、浅めのニット帽を選びましょう。
耳が出るタイプのものなら、クリーンな印象でかぶれます。
ニット帽自体の主張が強すぎないため、洋服を目立たせたいときにもピッタリ◎
サングラスやメガネなど、アイウェアと一緒に取り入れるのもおすすめです。
2 ニット帽×ゆるコーデ
ニット帽は、ゆるめのコーディネートにもハマります。
黒のアイテムなら、ナチュラルなテイストで統一した着こなしの引き締め役としても大活躍。
グリーンのジャケットや、イエローのソックスなど、カラーアイテムの邪魔もしません。
ベーシックなカラーかつシンプルなデザインのニット帽は、1つ持っていると重宝するでしょう。
3 大人カジュアルスタイル
深さのあるニット帽を、頭頂部に余裕を持たせてかぶるのもおしゃれ◎
ラフなムードが服装ともマッチして、コーディネートの完成度を上げています。
デニムの裾をあえてロールアップすることで、ソックスとのレイヤードをアピール。
細部にまで気を配ったハイセンスなカジュアルスタイルです。
4 シンプルな着こなし
シンプルな着こなしが好きな人は、すべてのアイテムをモノトーンで統一すると◎
シャツ×トレンチコートの真面目な着こなしに、ニット帽で抜け感を演出しています。
足元に配置したローテクスニーカーも好アクセント。
堅すぎずラフ過ぎないコーディネートが、大人の休日に最適です。
ジャケット、パンツともにデニム素材のアイテムを取り入れたアメカジ風のスタイリング。
一見難易度が高そうなデニムオンデニムの組み合わせですが、色味を変えるだけでメリハリのあるスタイルに。
特にブラックデニムはきれいめな雰囲気を兼ね備えているため、スマートに着こなせます。
デニム特有のワイルドな印象を、ニット帽で中和させるのがポイントです。
6 ニット帽×春コーデ
ニット帽は、冬だけでなく春先にも取り入れたいアイテムです。
白をベースとしたコーディネートに、黒のニット帽と革靴でスパイスをプラス。
ストリートコーデにふさわしいメンズっぽさやラフさをアピールしつつ、春らしいさわやかさも感じられるスタイルに仕上げています。
チラっと覗くプリントTシャツがチャーミング◎
7 大人の休日スタイル
ニット帽に慣れてきたら、鮮やかなカラーアイテムにも挑戦しましょう。
デニムジャケットとリンクさせるようにかぶったブルーのニット帽が、こなれた雰囲気を演出。
黒のニット帽に比べてカジュアル度が高いため、オフの日にピッタリです。
レザー素材の小物やきれいめなスラックスを合わせるのが、子どもっぽい印象になるのを回避するコツ◎
8 配色のバランスにこだわったコーディネート
ダウンジャケットやワイドパンツを取り入れたコーディネートは、体格の良さやいかつさが強調されがち。
ラフなアイテムを柔和な雰囲気で着たいときには、ベージュやホワイト系のカラーで統一するのがおすすめです。
ニット帽やシューズに黒のアイテムを投入することで、スタイリング全体がぼやける心配もありません。
配色のバランスにこだわった、センスが光るコーディネートです。
9 きれいめ×ストリートスタイル
ニット帽は、ジャケットやブーツなどの堅めのアイテムを、カジュアルダウンしたいときにも便利です。
フロントにロゴが入ったタイプなら、きれいめスタイルにストリートのニュアンスもプラスできます。
全体にバランスがとれており、デートにもピッタリ◎
ニット帽やメガネは、シーンに合わせて脱着できるのもメリットです。
10 ニット帽×カーディガン
ニット帽を取り入れるときには、色味だけでなく素材感もリンクさせると、コーディネートの一体感がアップします。
ニット帽×カーディガンの組み合わせなら、真夏以外の長いシーズンで活躍するでしょう。
ざっくりとしたVネックカーディガンの場合、大ぶりのネックレスで首元にアクセントをつけるとワンランク上の雰囲気に。
秋冬にはブーツを、春にはスニーカーを合わせるなど、シューズで季節感を出すのがポイントです。
11 シルク素材のニット帽で上品見え
上品なコーディネートが好きな人は、ニット帽の質感にもこだわりましょう。
一口にニット帽と言っても、素材はアクリル100%からシルク100%まで、アイテムによってさまざまです。
着用感やきれいめなムードを重視したいときには、光沢のあるシルク素材が最適◎
トレンチコートなどの品のあるアイテムとも、相性ばっちりです。
12 ミリタリーコーデ
ミリタリー系のアイテムには、アウトドアブランドのニット帽がよく似合います。
ざっくりとした編み目のものをチョイスすると、よりカジュアルな雰囲気に。
タウンユースはもちろん、アウトドアシーンや屋外レジャーにもピッタリです。
ハイカットスニーカーをブーツのように取り入れているのもおしゃれ◎
13 大人のサロペットスタイル
今季はワーク系の着こなしも要チェックです。
サロペット、シャツともにデニム素材で統一したスタイリングは、大人の男性ならではの着こなし。
ワントーンコーデに慣れない人でも、真似しやすい組み合わせでしょう。
個性的な着こなしには、主張が控えめなニット帽を持ってくるのが正解です。
14 ミニマルなニット帽でバランス良く
引き続きトレンドとなっているビッグシルエットの洋服は、ゆるめのコーディネートに仕上がるのが魅力。
ボリューム感のあるコーディネートに対して、ミニマルなニット帽をチョイスすると、バランスよくかぶれます。
アクセサリー替わりに取り入れたミニショルダーバッグも、いまっぽくてGOOD。
カラーアイテムを上手に取り入れたスタイリングです。
15 春カラーのニット帽で季節感をプラス
春らしいカラーのニット帽は、季節感を演出したいときに便利です。
ピンク系やパステルカラーなどのアイテムに抵抗がある人でも、面積の小さなアイテムなら着用のハードルは低いでしょう。
特にくすみピンクは、どんなアイテムにも合わせやすく、着回し力の高さがメリットです。
カーキやベージュなど、アースカラーとの相性もバッチリ。
16 洋服のブランドと統一させて
最近ではミリタリーウェアブランドからも発売されています。
洋服と同じブランドのものを選ぶと、コーディネートがまとまり失敗がありません。
オールシーズンで使えるアイテムがほしい場合には、綿100%の帽子がおすすめです。
着用中の蒸れや毛玉などの劣化を気にせず、デイリー使いが楽しめます。
17 アクティブな雰囲気に
「アウトドアファッション」や「ワーク感」がキーワードが引き続き注目を浴びる今季は、ニット帽にもアクティブな要素を取り入れたいところ。
黒やグレー、白以外のニット帽を選ぶなら、アースカラーがイチオシです。
年齢を問わずに着用しやすく、どんなコーディネートにも馴染みます。
ラインやロゴなど、ワンポイントが入ったアイテムを持ってくることで、よりカジュアル度が増すでしょう。
18 小物使いにセンスが光るコーディネート
トップス、ボトムスともにオーバーサイズのものを持ってきたのに対し、ニット帽やスニーカーにはミニマルなアイテムをチョイス。
カラーシャツやチェック柄パンツを主役に置きつつ、小物使いにもセンスが光ります。
ニット帽やスニーカーなど、脇役となる小物の色味は、意外と影響力が大きいもの。
メインとなる洋服との相性を考慮して選ぶのが、おしゃれに着こなすポイントです。
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