バケツをひっくり返したような円筒型のクラウンを持ち、下に向かって傾斜していく短めのつばが特徴的なバケットハット。

出かける準備をして鏡で見ると何となく感じる物足りなさも解決してくれ、おしゃれ度をぐんと上げてくれます。

バケットハットの発祥地はどこ？

1900年初頭に生まれたと言われ、非常に長い歴史を持ちます。当初アイルランドの漁師や農民たちが”雨を防ぐ機能的な帽子”として考案され、被り始めたのがバケットハットのはじまりと言い伝えられています。

最近では、野外フェスやキャンプなどのアウトドアシーンだけでなくタウンユースとしても大活躍で、ストリート系に限らずカジュアルなファッションにも好相性です。

バケットハットにはどんな素材が使われている？

主にコットン素材が使われますが、ポリエステルやボア、コーデュロイ、レザーなどでカジュアルにもフォーマルにも対応可能。先述の通りあらゆるファッションの系統と相性が良く、季節に合わせたバケットハットを選べば、年中スタイリングにプラスできる心強いアイテムです。

この記事ではバケットハットをセンス良く着こなすコーディネート画像を18枚、スタイリングのポイントなどの解説を添えてご紹介します。

バケットハットのコーディネート

１　アンニュイなスタイリング

https://wear.jp/ezwe/22593070/

ツバが大きめのバケットハットは、アンニュイな雰囲気を演出したいときに最適。

顔に陰影ができるため、クールさもアピールできます。

サイドにコードがついているタイプをチョイスすると、旬のアウトドアミックスコーデにも応用できるでしょう。

どんなコーディネートにも取り入れられる汎用性の高さは、バケットハットの魅力の1つです。

２ 　春らしいバケットハットコーデ

https://wear.jp/lilymelitarou/22698157/

黒をベースにしたスタイリッシュな着こなし。

インナーにブルーのシャツをチョイスしたことで、春らしいさわやかさが感じられるコーディネートです。

ウエストをタックインせずに着た点も、抜け感が出てGOOD。

チューリップ型のバケットハットで、軽やかな印象に。

３　スポーツミックススタイル

https://wear.jp/samaru/22710081/

ジージャン×ジャージで作るスポーツミックスコーデ。

キレイめなバンドカラーシャツをレイヤードさせて、アクティブな印象に偏りすぎるのを回避しています。

スニーカーやバケットハットのストリート感が相まって、いまっぽい雰囲気に。

休日のおでかけはもちろん、ワンマイルウェアにもおすすめです。

 ４　ハイブランドのハットをチョイス

https://wear.jp/massuhair/22669391/

トレンドのバケットハットは、ハイブランドのアイテムも要チェックです。

帽子やシューズをうまく組み合わせることで、ファストファッションブランドの洋服も高見えが実現。

全体のバランスを意識したハイセンスなコーディネートです。

モノトーンの配色により、大人のかっこよさが引き立ちます。

５　トレンド感のある着こなし

https://wear.jp/mmcia0032/22649881/

昨年に引き続き、今季もビッグシルエットの洋服が流行中。

トップス、ボトムスともにゆったりとしたサイジングのアイテムを取り入れることで、トレンド感のある着こなしに仕上がります。

白からブルーにかけてのグラデーションを組み立てて、清潔感をアピール。

カラーアイテムを着用するときには、ベーシックなカラーのバケットハットを選ぶと◎

６　ニットのバケットハットが好アクセント

https://wear.jp/mm00831/22692694/

一口にバケットハットと言っても、素材やシルエットはさまざまです。

春先や秋口には、ニット素材のアイテムがおすすめ。

ラフにかぶるだけでおしゃれ度がアップするため、1つ持っていると重宝します。

きれいめコーデだけでなく、ヴィンテージ感のあるコーデや古着スタイルにもマッチするでしょう。

７　きれいめコーデのはずしとして投入

https://wear.jp/slnojo/22675710/

ベーシックなデザインのバケットハットは、使いやすさが最大のメリット。

普段のコーディネートに物足りなさを感じたときに、積極的に取り入れたいアイテムです。

カーディガンやスラックスで作るきれいめスタイルのはずしとしても◎

シンプルな着こなしに、ハットのワンポイントロゴがよく映えています。

８　ブルー×ホワイトの春コーデ

https://wear.jp/zuyasan/22675118/

青と白のカラーリングが目を引くコーディネート。

プレーンなアイテムで組み立てた春らしい装いには、クラシックなデザインのバケットハットが似合います。

パンツやシューズ、ハットの色味を白で統一したことで、一体感のあるスタイリングに。

スウェットを脱ぐだけで、真夏まで対応可能な着こなしに仕上がります。

９　レザー調のハットでダンディに

https://wear.jp/k19850528m/22675021/

レザー調のバケットハットは、ダンディに決めたいときにピッタリのアイテムです。

パンツやシューズにもミリタリー調のものを持ってきて、無骨なムードをさらにアピール。

スウェットやスノーパンツなどのラフな洋服も、ハットの存在感によりワンランク上の表情に。

男性らしいファッションが好きな人におすすめのスタイリングです。

１０　アーミーなコーディネート

https://wear.jp/tani1212/21606035/

インパクトのあるコーディネートを組みたいときには、柄物のバケットハットを取り入れるのも1つの方法です。

ミリタリー柄のハットなら、かぶるだけでアーミーっぽい雰囲気が演出可能。

ハットのサイジングにもこだわると、よりワイルドに仕上がります。

ロゴTシャツやダメージデニムなど、合わせるアイテムにもカジュアルなものを選ぶと◎

１１　まとまりのあるスタイリング

https://wear.jp/beams_t/21439157/

ツバが短めのバケットハットは、おしゃれ初心者さんでも挑戦しやすいアイテムです。

パンツの色とリンクさせることで、まとまりのあるスタイリングに。

ポップなキャラもののTシャツも、シンプルなハットやパンツとの組み合わせによって、大人なニュアンスで着られます。

革靴で全体を引き締めるのが、おしゃれな着こなしのコツ。

１２　ストリート系の着こなし

https://wear.jp/fumihiko39/21390222/

プレーンなバケットハットは、ストリート系の着こなしにもハマります。

パーカー×デニムの定番的コーディネートに、ハットを1点投入するだけで、こなれ感のあるスタイリングに。

ベーシックなハットなら合わせるアイテムを選ばないため、1つ持っていると重宝するでしょう。

オールシーズン着用できるのも、バケットハットのメリットです。

１３　アウトドアミックススタイル

https://wear.jp/fgec00m/21276748/

バケットハットは、旬のアウトドアミックスコーデとも相性バツグンです。

ツバが広めかつ、ナイロン素材のものをチョイスすることで、アクティブな印象に。

タウンユースするときには、ローファーなどのきれいめアイテムを持ってくると、スマートに決まります。

アウトドアシーンに応用するときは、スニーカーや機能性サンダルなどに履き替えると良いでしょう。

１４　ダークトーンコーデ

https://wear.jp/ishizawa/20225874/

ちょいワルな雰囲気を演出したいときには、バケットハットを含めたすべてのアイテムを、ダークトーンで統一すると◎

黒をベースとしたコーディネートに、バーガンディのパンツが良いアクセント。

パーカーとブルゾンのレイヤードによって、コーディネートに奥行きを演出しています。

サングラス＋ハットの合わせ使いは、紫外線対策にも有効です。

１５　肩ひじ張らない夏のスタイリング

https://wear.jp/shinjuku30/19935199/

半袖のTシャツやサンダルなどを用いた夏ファッションにも、バケットハットは大活躍です。

全身をゆったりとしたサイズ感のもので統一すると、肩ひじ張らないスタイリングに。

適度に体型をカバーしつつ、いまっぽさをアピールできるコーディネートです。

ハット、マスク、Tシャツを黒でまとめて、ボトムスとのメリハリをつけています。

１６　フェイクレザーでシックな雰囲気に

https://wear.jp/kneko2545/19936929/

シャツなどのきれいめアイテムに合わせるときには、フェイクレザーを使ったバケットハットがおすすめ。

フェイクレザー特有の光沢によって、アウトドア要素が強くなりすぎず、シックな着こなしが実現します。

ハットだけでなく、ボトムスにもきれいめなデザインを投入すると、さらに大人の表情に。

はずしとして配置したサンダルが、抜け感を演出してくれます。

１７　黒がベースのモノトーンコーデ

https://wear.jp/dressterior/19938868/

黒が基調のモノトーンコーデは、エイジレスで着用可能。

着る人を選ばないため、ファッションセンスに自信がない人でも、堂々と楽しめるでしょう。

バケットハットやスニーカーにも、黒のアイテムをチョイスすればOKです。

シャツとタートルネックをレイヤードさせることで、単調な印象になるのを避けられます。

１８　小物でトレンド感を取り入れて

https://wear.jp/0000012270/19472873/

ひとくちにモノトーンコーデと言っても、配色のバランスによって与える印象は大きく変わります。

パンツなど、面積の大きいアイテムに白のものを持ってくると、清潔感のあるスタイルに。

大人っぽさと、クリーンなムードを兼ね備えた着こなしが完成します。

小さめのショルダーバッグで、トレンド感を取り入れている点も◎