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CPOジャケット着こなしの基本|おすすめブランドやコーディネートもご紹介します
CPOジャケットとは
CPOジャケットとは、アメリカ海軍の制服に由来した、シャツ型のジャケットのこと。
「Chief Petty Officer=海軍下士官」の略称で、ウールやメルトン素材で作られていた物がルーツとなっています。
襟付きで長袖、前ボタン付きと、シャツのようなデザインで、胸元には大き目のフラップ付きポケットがあしらわれているのが特徴です。サイズ感は、ゆったりめ。ややルーズで肩が落ちるシルエットにより、いまっぽい着こなしが実現します。
近年では、定番のウールやメルトンのほか、ボアやコーデュロイなどのさまざまな素材で展開しており、豊富なバリエーションも魅力の1つ。厚手のものはアウターとして、薄手のものはインナーシャツとして着られるので、秋冬~春先にかけて、長い期間で活躍します。ただし、あくまでもカジュアルなアイテムなので、フォーマルやビジネスのシーンにはNGです。
とはいえ、圧倒的な着回しのしやすさで、ワードローブにあると重宝すること間違いなしのCPOジャケット。
今回は、そんなCPOジャケットのおすすめブランドと着こなしのコツ、コーディネートまでご紹介します。
CPOジャケットのおすすめブランド
JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)
ジョンスメドレーは、ファインゲージニットウェアのブランドです。
1784年にイギリスで創業して以来、2世紀以上に渡って世界中の人々から支持を得ています。
ジョンスメドレーの特徴は、厳選された素材を使用しているところ。現在主に、シーアイランドコットンとニュージーランド・メリノウールの2つの素材を使い、上質な製品を生み出しています。
2021年4月には、英国皇太子殿下より王室御用達の称号が授与された、信頼と実績のあるブランドです。
素材へのこだわりは、CPOジャケットにおいても同様です。
カシミヤ混の上質なウールで織りあげたカレッジフラノを使用し、肌触りの良いジャケットが完成。軽アウターとしてはもちろん、寒さが厳しい時期には上からアウターを羽織ることもできます。
同素材のパンツとのセットアップもおすすめ。
AURALEE(オーラリー)
2015年にスタートしたデザイナー岩井良太氏による日本のファッションブランドです。
素材作りからをデザインと考え、高い技術に裏打ちされた日本屈指の生産背景で作り込んだ素材を使用。
時代の気分を反映しながら、毎日着る事に適した、上質な軽さを感じられる洋服を提案しています。
こちらの「WOOL MAX GABARDINE SHIRTS」は素材には上質なオーストラリア産ウールを
最大限の高密度に打ち込んで織り上げた上質なギャバジン素材を使用。
2019SSに発表されたコレクションです。
超高密度による独特なハリ感と落ち感と、程良い光沢感を持っています。
ビッグサイズでアウターにもインナーにも使える汎用性の高い一着。裏地にはキュプラが使用され、着心地も良好です。
BEAMS(ビームス)
次にご紹介するのは、言わずと知れた日本のセレクトショップBEAMSです。
1976年にスタートし、現在では全国の主要都市に多数の店舗を構えています。オリジナルブランドの商品を始め、他メーカーとのコラボアイテムや海外ブランドの取り扱いもあり、豊富なラインナップが魅力の1つ。
なかでも、自社で製造・販売しているBEAMSオリジナルの商品は、低コストでありながら高品質なのが人気の秘訣です。
そんな同ブランドが提案するCPOジャケットは、撥水・透湿・防風の3拍子がそろった万能な1枚。
ウールのようなルックスに仕上げつつ、機能性を高めています。シワになりにくいのも大きなメリット。
オーバーシルエットながらも、襟や袖のサイズ感を調整し、きちんとした印象に。
DESCENTE Blanc(デサントブラン)
日本のスポーツブランドDESCENT(デサント)が展開するDESCENTE BLANC(デサントブラン)。
スポーツウェアの機能性と時代感を取り入れたデザイン性を融合したDESCENTE ALLTERRAIN(オルテライン)を中心に、ライフスタイルウェアを販売しています。空白、無地、白紙を意味する「BLANC」は、リラックスした空白の時間に寄り添うデザインを表現。
都市型生活を送る男女をターゲットに、心地よい日常を提案しています。
DESCENTE BLANCのCPOジャケットは、ポリエステル100%でありながら、ウールのような表情に仕上げているのが特徴です。ポリエステル100%の生地は耐久性が高く、シワになりにくい性質を持つため、デイリー使いのアウターに最適。
レーザーカットのポケットがアクセントです。
Blurhms(ブラームス)
最後にピックアップするのは、2012年にスタートした日本のファッションブランドBlurhms(ブラームス)です。
「着心地、丁寧さ、程よいリラックス感と使いやすさ」をコンセプトに、メンズ、レディースともに展開。
無駄をそぎ落としたミニマルなデザインでありながらも、考え抜かれたシルエットにより、洗練された印象に。
随所にみられる遊び心も、Blurhmsの魅力の1つです。
同ブランドのアイテムは、日本の職人や技術者によって、丁寧な縫製が施されています。
CPOジャケットも、もちろん日本製。綿100%で着心地の良い1枚です。やや長めの丈感とストンと落ちるシルエットが特徴的。
オーバーサイズながらもキレイめに着こなせるシャツジャケットです。
CPOジャケットを着こなすポイント
POINT1. シューズのボリュームは抑える
クッション性の高い厚底ソールや、ボリュームのあるシューズがトレンド傾向の1つとしてありますが、CPOジャケットに合わせるならクラシックでスリムなシルエットのスニーカーや革靴がおすすめです。CPOジャケットのカジュアルな要素に対しての引き締め役となり子供っぽくなったり、何だか垢抜けない…というような状況を防ぐことができます。
POINT2. インナーはCPOジャケットよりも長い丈感は避ける
次に下に着用するインナー選びについて。CPOジャケットは比較的しっかりとした生地で厚みがあり、存在感の大きいアイテムです。CPOジャケットと相性の良いインナーとしてTシャツはもちろんスウェット、フーディなど沢山挙げられますが、CPOジャケットからはみ出すくらい長丈のインナーを合わせた場合、全体の印象がアンバランスになる可能性があります。
インナーの丈はCPOジャケットと同じくらい、または軽くタックインすることでジャケット自体のシルエットが生きるはずです。
CPOジャケットのおすすめコーディネート
チェック柄のCPOジャケットが主役
チェック柄のCPOジャケットが主役のコーディネート。
左胸に配置された大きめのフラップポケットが印象的です。
ややオーバーサイズな身頃や肩幅に対し、丈感は短めに設計されていることで、すっきりとした着こなしが実現。
ほかのアイテムをすべてブラックで揃え、コントラストの効いた着こなしに仕上げています。
くすみグリーンで春っぽく
一見オーソドックスなデザインのCPOジャケットですが、スリットなどの細部のディテールや色味で個性を発揮。
やや光沢のある生地感でキレイめに着こなしつつ、いまっぽいルーズさも兼ね備えたスタイリングです。くすみグリーンは、春先にも取り入れやすいカラーの1つ。
インナーにも明るめカラーを持ってきて、さわやかに着るのがポイントです。
CPOジャケットのセットアップコーデ
CPOジャケットは、セットアップで着るのもおすすめ。
同柄のパンツと合わせることで、一気にトレンド感のある着こなしに。足元の革靴で全体を引き締めて、大人のコーディネートの完成です。
パーカーのフードは襟元から出してカジュアルに着るのが、お洒落見えするコツ。
シックな着こなし
薄手のCPOジャケットをシャツのように着こなしたスタイリング。
無地のセットアップからは、シックなムードが漂います。さりげなく合わせたハイネックTシャツとのレイヤードもGOOD。
シューズにはローテクスニーカーをチョイスして、堅すぎる印象を回避しています。
CPOジャケットのモノトーンコーデ
ノーカラーのCPOジャケットを使ったモノトーンコーデ。
オーバーサイズのジャケットにルーズなテーパードシルエットのパンツを合わせて、リラクシーな着こなしに。インナーをシンプルなカットソーにすることで、清潔感をキープ。
定番の襟付きCPOジャケットよりも、首周りがすっきりするのがメリットです。
淡色と濃色を巧みに使ったコーディネート
ホワイト・ブラウン・グレーの3色を巧みに使ったコーディネート。
淡色のアウターを選ぶことで、親しみやすいソフトな印象に。ビックシルエットのジャケットは、ワイドなパンツとも相性バツグンです。
スニーカーとニットキャップの色味を揃えるのが、一体感のあるスタイリングのポイント。
キレイめな大人カジュアルファッション
CPOジャケットは、アメカジ風のコーディネートとも好相性。パーカーやクラッシュデニムなどのラフな印象が強いアイテムも、上品なジャケットと合わせることで、キレイめな雰囲気に。
ドレスシューズがハマる大人カジュアルスタイルです。
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