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30代以上の男性におすすめのネクタイブランド10選とコーディネート紹介
ネクタイと一口に言っても、様々なブランドが製作・販売しています。ZOZOTOWNで販売数を調べると、なんと8,000件(2021/5時点)。非常に多いですね。
ネクタイというとあの細長い形のため、「さほどブランドによる違いなど無いのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
糸・生地の品質、織り方、縫製技術、デザイン、色使いなど、実はバリーエーションに富んでいます。
正直、コロナでオフィス出社も減っていますし、ネクタイを着用する機会なんてほぼ無いよ、という方も多いと思います(私もそうです。週5でリモートワークしています)
しかし、コロナがいつ収まるかわかりませんし、大事な商談や打ち合わせであれば、こんなご時世でも「対面で」ということは有りえます。そんなときに、よいブランドのネクタイがあると、それは非常に心強いですし、ビジネスファッションも楽しくなるのではないでしょうか。
今回は、ネクタイのオススメのブランドをいくつかご紹介します。
ネクタイ専業ブランドから、ハイブランドのネクタイまで幅広く、アルケー読者に相応しい上質なブランドを紹介しておりますので、ご参考ください。
30代以上の方におすすめのネクタイブランド10選
TIE YOUR TIE

https://bp-guide.jp/
フィレンツェの名店「TIE YOUR TIE」は、クラシックなスタイルを愛するフランコ・ミヌッチ氏によって1984年に創設されました。
上質で個性的なアイテムがイタリアの紳士の間で話題となり、次第に世界中から注文が集まるように。
同ショップの代名詞とも呼べるセッテピエゲは、すべての工程が職人さんの手縫いで行われています。
イタリア語で「7つ折り」という意味をもつ名の通り、通常の倍以上の生地を使い、丁寧に折り込まれた芯なしの仕様。
スカーフのような柔らかな風合いが印象的です。
FAIRFAX

https://www.fairfax-collective.com/
FAIRFAXは1976年に東京・青山でスタートした日本のファッションブランド。
「アメリカントラディショナル」をテーマに、クラシカルなデザインのアイテムを提案しています。
同ブランドの製品は、すべてメイドインジャパン。
中芯にも自社で開発したウール100%の芯地を使用するなど、細部までこだわりが光ります。
そんなFAIRFAXのネクタイは、ベーシックなストライプ柄にも、洗練された大人のセンスが感じられる1本です。
Drake‘s

https://www.british-made.jp/
1977年、アクセサリー・コレクションのデザイナーとして活躍していたマイケル・ドレイクによって設立された、ロンドン発のブランドです。
現在では主流となっているジャカード織りのネクタイは、このドレイクスから始まったとされています。
同ブランドが提案する50オンスのネクタイは、シワになりにくく、艶感のある上品なアイテム。
ボリュームのあるシルクの光沢が、大人の品格を感じさせます。
熟練の職人による丁寧な仕上がりが魅力の逸品。
FRANCO MINUCCI

https://utsubostock.com/
FRANCOMINUCCIは、名セレクトショップ「TIE YOUR TIE」の創始者フランコ・ミヌッチ氏が手掛けるブランド。
セッテピエゲではなく、通常の芯地入りのアイテムをメインに提案しています。
そんなFRANCO MINUCCIのネクタイは、日本の標準的なネクタイよりも長さがあるのが特徴です。
ダブルノットで適度な長さに調整したり、長さを要するアレンジをしたりと、着こなしに合わせて表情を変えられるのもメリット。
生地の特徴が際立つソリッドタイは、ワンランク上のⅤゾーンを演出します。
FRANCO BASSI

https://www.altoediritto.com/
1973年、有名なシルクの産地であるイタリア・コモでスタートしたFRANCOBASSI。
シーズン毎に約300種類ものデザインを発表し、そのトレンド性の高さも注目を集めています。
同ブランドが提案する大胆な柄のネクタイは、普段のスーツスタイルはもちろん、ドレススタイルにも応用可能。
コーディネートに大人の華やかさをプラスしてくれるアイテムです。
現在も変わらずコモで行われている手裁断・手縫製の技術も世界中から高く評価されています。
giraffe

https://shop.giraffe-tie.com/
giraffeは2006年に設立されたネクタイ専門ブランドです。
デザイン・企画・生産のすべてを日本国内で行い、生地には京都の丹後地方で織られた西陣織を採用。カラフルな色柄使いが特徴です。
大剣と小剣の色柄が異なるカラーチップタイプは、ONでもOFFでも活用できる優秀アイテム。
Vゾーンから覗く大人の遊び心が、コーディネートにアクセントをプラスします。
カラーチップのほかに、切替のある生地デザインを楽しむクレリックや、コーディネートの幅が広がるリバーシブルタイプの展開も要チェック。
Hermès

https://www.hermes.com/
1837年、高級馬具の工房としてフランス・パリでスタートしたHermès。
その後、馬車の衰退を予見したエルメスは、皮革製品の制作にも手を広げ事業を拡大。
日本1号店は1978年、東京・丸の内にオープンしました。
ブランド名の頭文字であるHをモチーフにした柄のネクタイは、芸術的な魅力を感じさせるアイテム。
主張しすぎないデザインで、スーツスタイルをワンランク上の着こなしに仕上げます。
Dior

https://www.mercari.com/
当時無名だったクリスチャンディオールが、投資家のマルセル・ブサックから多額の投資を受け、1946年に創設したブランド。
女性らしいシルエットの「ニュールック」が人気を集め、瞬く間に有名ブランドの仲間入りを果たしました。
メンズラインの展開が開始したのは1970年。その後2001年にDior hommeとしてブラッシュアップされ、大きなトレンドに。
そんなDiorが提案するネクタイは、同ブランドの世界観を象徴するような、エレガントな逸品。
ディオールオブリークやCDシグネチャーをモチーフにした柄が特徴的です。
Zegna

https://www.zegna.com/jp-ja/
1910年に服地工場として誕生したZegnaは、1960年代に入り2代目となる息子にその経営が任されてから、既製服の製造を開始。
上質な生地を使用したファッションアイテムが高い評価を受け、イタリアを代表するファッションブランドへと成長を遂げました。
Zegnaのネクタイは、シンプルなデザインとシックなカラーが特徴。
生地がもつ高級感のある光沢と柔らかな手触りが、洗練された大人の着こなしに好相性です。
PRADA

https://www.prada.com/
1913年、皮革製品の専門店としてイタリア・ミラノで生まれたブランド。
当時では珍しいワニや蛇の革を用いた高品質な製品が人気を博し、創業から6年でイタリア王室御用達となりました。
「日常を贅沢に飾る」というコンセプトのもとに作られるPRADAのアイテムは、デザイン性の高さが特徴です。
定番のマイクロプリント入りシルクタイは、控えめに入った裾のワンポイントが、Vゾーンを気品高い印象に仕上げます。
おすすめのネクタイコーデ
シックで誠実なビジネスコーデ

https://wear.jp/
全身をシックなカラーでまとめた、シンプルなビジネススタイル。
Zegnaのネクタイがコーディネートに高級感をプラスします。
色の濃淡でメリハリをつけたスマートな着こなしは、オフィスシーンでも好印象。
存在感のあるネクタイで締めるダンディーな着こなし

https://wear.jp/
レザージャケット×タックパンツのダンディーな着こなし。
PRADAのネクタイが、ハードな印象のジャケットにも負けない存在感を放っています。
刺し色との相性が抜群の技ありコーデ

https://wear.jp/
スーツのカラーを選ぶことなく合わせられるFRANCO BASSIのネクタイは、赤色のベストとも好相性。
知性を感じさせるグレーのスーツにフレッシュなカラーのベストと上品なネクタイをプラスした、技ありコーデです。
ソリッドタイを使った大人の休日スタイル

https://wear.jp/
赤色のチェックシャツにデニムとテーラードジャケットを合わせた、キレイめカジュアルコーデ。
Drake‘sのソリッドタイで、ドレッシーな大人の休日スタイルに。
柄ジャケット×ネクタイで作る華やかカジュアルコーデ

https://wear.jp/
柄物のジャケットが目を惹く、華やかなハンサムコーデ。
大胆な柄ともマッチするFAIRFAXのネクタイが、スタイリングを紳士な印象に仕上げます。
まとめ
気になるネクタイは見つかりましたか?見つかるといいのですが。
リモートワークで、ビジネスファッションそのものの必要性が低くなってきていますが、「シャツを着て、ネクタイを締めて、ジャケットを羽織る」という行動は、いち社会人として背筋が伸びますし、何よりビジネスの装いは楽しいものです。
いまはさほどネクタイの出番も無いかもしれませんが、いずれ外を出歩けるようになったときのため、今日の記事を参考にネクタイ探しをしていただけますと幸いです。
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