Blog
Mail magazineメルマガ登録
arkheはファッション/アート/東京のグルメやショップの情報をお届けしています。
配信頻度:月に1〜4通
ゆったりシルエットで頼りがいのある大人を演出。オーバーサイズTシャツの魅力とは?
Tシャツ選びの基準といえば、色、デザイン(無地も含む)、厚みなど様々ありますが、アルケーとしては“サイズ”にもこだわっていただきたいと考えています。
過去、“ピチT”が流行りました。今でこそピチTというと、揶揄される対象というか、言葉を選ばずいうと「ダサい」印象がありますが、当時はそれがお洒落・トレンドとして流行りました。トレンドは移ろいやすいものなので、ここでは良い悪いの議論はしませんが、ピチTは体型に自信のある人なら似合いますが、そうでない方には向かないファッションだったと思います。向き不向きのあるトレンドでした。
今のトレンドはピチTとは正反対です。ゆったりサイズのオーバーサイズTシャツが注目を浴びています。今のファッションキーワードである「抜け感」や「リラックス」にマッチしており、オーバーサイズTシャツは国内だけにとどまらず、ハリウッドスターにも取り入れる人がでています。また、体型が気になる人にも着こなしがしやすいのも嬉しいポイントです。ピチTと違って、どんな体型の人でも取り込める懐の深さが人気の一因でもあるのでしょう。
本記事ではオーバーサイズTシャツを着こなすコツについて特集しています。
オーバーサイズTシャツの魅力とは?
春夏のコーデの主役といえばTシャツですよね。様々なシーンにマッチする定番ですので、何枚でも持っていたいアイテムです。しかし、便利な反面、ワンパターンになりがという懸念もあります。コーデの幅が狭くなり、ファッションの楽しみが減るリスクもあります。
そこで注目してほしいのが、オーバーサイズTシャツ。デザインやカラーでアクセントをつけるのがTシャツに遊びを取り入れる代表的な方法ですが、オーバーサイズTシャツは基本的に“少し大きめのものを着る”だけですので、デザインやカラー選びと比較してアイテム選びにほとんど失敗がありません。お洒落初心者の方でも取り込みやすいファッションといえます。
また、オーバーサイズは余裕・ゆとりを感じさせるので、大人のファッションとしても相応しいものです。今のトレンドでもある“抜け感”や“ゆったり感”ともマッチし、大人らしい頼りがいやリラックスしていて余裕ある雰囲気の演出にピッタリです。Tシャツがコーデの主役になることが多い夏は、Tシャツ選びがそのまま印象を決めるポイントになります。一回り大きなTシャツで大人の余裕を演出してはいかがでしょうか。
さらにもう一つの魅力は、体型をカバーできること。ジャストサイズは体型がもろに表現されてしまいますが、オーバーサイズにすることで、細さと太さを一程度カバーすることができます。私は細身なことがコンプレックスのため、少し大きめのTシャツを着用することで、体型をカバーしています。
オーバーサイズTシャツ 選び方のポイント
オーバーサイズTシャツは基本的に少し大きめのサイズを選ぶだけで良いですが、それでも押さえてほしいポイントがいくつかあります。オーバーサイズを選んだつもりが、単にブカブカになるだけでは好印象は得られません。大きすぎるTシャツはだらしなさを感じさせるので、注意しましょう。
理想は身幅広め・着丈短め
身幅が狭いとせっかくのオーバーサイズも窮屈な印象を与えてしまいます。上が窮屈で下に余裕があると違和感だけが残っていまうでしょう。着丈にも注意です。あまり長すぎると、だらしなくみえてしまいます。ポイントはお尻が少し隠れるぐらいにすること。だらしなさをなくすことができるだけでなく、このぐらいの長さがコーデもしやすくなります。
シンプルなコーデを心がける
オーバーサイズTシャツを活かすなら、シンプルなコーデが基本です。具体的には、細身のパンツはコーデの鉄板です。余裕のあるオーバーサイズTシャツに細身のパンツは上下のバランスがとりやすく、基本スタイルといえます。生地は厚すぎないほうが良いでしょう。大きくて厚いと顔立ちによっては“怖い”という印象も与えかねません。カラーはベーシックカラーがおすすめ。大人らしさの演出にもピッタリですし、コーデがしやすくなります。
おすすめのオーバーサイズTシャツ
選び方をおさえたところで、おすすめのブランドを紹介していきましょう。
オーラリー
スタイリストやショップ店員などお洒落玄人から評価が高いオーラリー。2015年にデビュー後、3年で南青山に直営店をオープンし、今なお快進撃を続けるブランドです。世界中から厳選した原材料と日本が誇る技術力を活かして糸を開発し、オリジナルテキスタイルを作り上げています。デザインはベーシックかつシンプル。高品質でありながら、それを主張しすぎないところも好感をもたれるポイントでしょう。これらのこだわりはオーバーサイズTシャツにもあり、上質な着心地感がありながらシンプルな印象を醸し出しています。
私もよく表参道の本店に行きますし、Tシャツもよく買いますが、本当にオススメのブランドです。
アーバンリサーチ
ブランド名の通りアーバンスタイルを基調にリラックス感やラフ感を加えたアイテムが揃っています。大手セレクトショップのユナイテッドアローズやビームスと比べて、30代以上にマッチする落ち着いた大人向けのイメージが特徴です。オーバーサイズTシャツはブラックやホワイト等のベーシックなカラーをメインに展開されており、こちらも落ち着いた雰囲気を醸し出しています。シンプルな仕上がりでコーデしやすいのが魅力ですね。
アルケー
「大人が着るにふさわしい、無地のTシャツを」という理念から始まったアルケーは、その理念通りシンプルで上質なTシャツを販売しています。余計な装飾を一切省き無地にこだわりながら、素材とシルエットによる上質感を演出しています。Lサイズを上手に使って、オーバーサイズを楽しんでください。品の良いシルエットで上品なオーバーサイズを楽しんでいただけると思います。
春夏はオーバーサイズTシャツで決めよう
Tシャツは春夏の定番アイテムとして重宝しますが、一方で地味でワンパターンになりがちという欠点があります。カラーやイラストで差をつけるのもアリですが、サイズ感も選択基準に加えてみてください。オーバーサイズTシャツなら今風の着こなしができ、大人らしい落ち着いた雰囲気や頼りがいを演出できます。今年の春夏はオーバーサイズTシャツで決めていきましょう。
関連記事
水沢ダウンとは?コーデと人気モデル5選をご紹介します!
水沢ダウンとは? 水沢ダウンとは、大阪のスポーツブランド「デサント」が2008年に発売したジャケットです。岩手県奥州市(旧水沢市)にある水沢工場で製造されていることから、その名が付けられました。 2010年のバンクーバー…
【美脚シルエット】究極のジャパンデニムブランド「リゾルト」とは
日本製のデニム生地は、海外でも評価が高く、岡山や広島の備後地方のデニム生地は名だたるハイブランドでも採用されています。そんなデニム生地に対して、デニムパンツ自体はどうしても海外ブランドに目が向けられてしまいます。元祖であ…
【網羅版】ジーンズの原点Levi’s(リーバイス)デニムの歴史と人気モデル|シルエット別に紹介します
補強のためのリベットへの打ち込み、5ポケット、ボタンフライ、バックポケットのステッチ… デニムの機能やデザインとして今や当たり前の要素ですが、これらのディテールは全てLevi’s(リーバイス)の501が始まりです。 &n…
フィッシングベストとは?おしゃれな大人の着こなしコーデ17選
アウトドアブームも相まって、フィッシングウェアが流行しています。BEAMSがプロデュースするDAIWA PIER 39など、フィッシングウェアを都会的に解釈するブランドも人気を博しています。 フィッシングベストはフィッシ…