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ポストマンシューズとは?おすすめブランドと着こなしを紹介
ポストマンシューズとは、郵便配達員が仕事を遂行しやすいようにと開発された靴のこと。
長時間の歩行にも耐えられるよう厚底のソールを採用し、歩きやすさを追求しているのが特徴です。1950年代に誕生して以来、郵便局に正式に採用されたことをきっかけに、全米の郵便配達員に愛用されました。
ポストマンシューズは、革靴の気品を保ちながらもスニーカーのような気楽さを兼ね備えていることから、合わせるファッションを選びません。基本的なデザインは、シンプルなプレーントゥ。外羽根式で、ぽってりとしたフォルムの革靴です。
もともとはアメカジファッションにマッチするシューズとして重宝されていましたが、現在ではシンプルなコーディネートにも採用されています。
ポストマンシューズのメリットは、オンオフを問わず着用できるところ。ドレスシューズのなかでもカジュアルなルックスなので、スーツスタイルからカジュアルなシーンにまで、違和感なく馴染みます。
さらに、アッパーにはガラスレザーを使用していることから、汚れが気になるときには、軽く拭き取るだけでOK。面倒なお手入れ要らずで、デイリー使いに最適です。
おすすめのポストマンシューズ
レッドウィング
ポストマンシューズの元祖と呼ばれるレッドウィングの「101」。
廃盤になって以降、復活を願う声が最も多かったとされる名作中の名作シューズです。
その最大の特徴は、歩きやすさとタフな品質。発売当初は「警察官や駅員用の靴」とされていたほど、優れた耐久性を誇っています。
配達先の庭を傷つけないよう配慮されたフラットソールや、足に馴染むよう改良されたワンピース構造のアッパーなどから構成され、随所にこだわりが光る逸品。スーツはもちろん、カジュアル、モードなど、どんなスタイルにも馴染みます。
クレマン
クレマンの定番モデル「パスタン」は、スマートなシルエットが特徴のプレーントゥ。
ラバーソールを採用していることから、悪天候時にも対応可能な頼れる1足です。クレマンのラバーソールは、高いグリップ力を持ち、雨だけでなく雪の日にも安心。
また、そのシンプルなルックスから、季節やシーン、ファッションを問わない汎用性の高さも魅力です。上品で洗練された印象を与えたいときにおすすめ。
ドクターマーチン
ドクターマーチンの「1461」は、ワークブーツ「1460」のローカットバージョンとして誕生しました。
「1460」が8ホールなのに対し、「1461」は3ホールと、脱ぎ履きのしやすい仕様に変更。歩きやすさや蒸れにくさの点でも、デイリー使いに最適です。
「1461」は、完成度の高いデザインも人気の秘訣。発売開始から50年以上が経過した現在でも、基本のデザインは変わりません。
ドクターマーチンのシューズは、大人のファッションアイテムとして、1足あると重宝します。
ハルタ
ローファーで有名なハルタも、ポストマンシューズを展開しています。
靴底には軽量かつクッション性に優れたvibramソールを、アッパーにはガラスレザーを使用。さらに、中敷き、内張り素材にも本革を採用するなど、細部までこだわりが光る名品です。
履き心地、デザイン性ともに高評価なハルタの711Pですが、お値段は良心的。日本製ながらも、アンダー2万の価格帯で購入できるため、ポストマンシューズ初心者にもおすすめ。
リーガル
リーガルのポストマンシューズは、「リプレイサブル・トップリフト」を搭載していることから、メンテナンスしやすいのが特徴です。かかとのトップリフトのみを交換できる仕様で、耐摩耗性に優れた素材を採用しています。
一方、アッパーには、防汚・撥水効果が期待できる「SCOTHGARD」を使用。中底に配置されたクッションインソールと相まって、高いクッション性を実現しています。
滑らかな足当たりとフィット感が最大の魅力。
ダナー
ダナーの「ポストマン」は、30年以上変わらずに支持され続けている名作モデル。
アッパーのガラスレザーには美しい光沢があり、フォーマルなシーンにも対応可能です。
靴底には、ダナーオリジナルのダンキャットソールを搭載。全方向への滑り止めがついているほか、衝撃吸収に優れているため、悪天候時にも着用できます。
甲高幅広な日本人の足にフィットするサイズ感も魅力の1つ。
ポストマンシューズを使ったコーディネート
ベイカーパンツ×ポストマンシューズ
ベイカーパンツとポストマンシューズを合わせたカジュアルコーディネート。
黒をベースにまとめたスタイリングに、ネイビーのパンツが映えています。
ニット帽のソフトな表情で、親しみやすい雰囲気に。ジャケット×ポストマンシューズで、きちんとした印象の着こなしです。
ラフな着こなしとも相性バツグン
ポストマンシューズは、ラフなコーディネートとも好相性。
アンクル丈のチノパンが、足元の存在感を際立たせています。サイズ感やシルエットにこだわることで、肩の力を抜きつつも、上品な着こなしが完成。
革靴で全体の印象を引き締めるのが、大人かっこいいスタイリングのポイントです。
夏のカジュアルスタイル
季節を問わずに着用できるのもポストマンシューズの魅力の1つ。
白Tシャツとデニムのプレーンな着こなしにも、違和感なく馴染みます。パンツとシューズを同系色でまとめることで、脚長効果も期待大。
夏のカジュアルスタイルを格上げしたいときにおすすめのアイテムです。
スラックス×ポストマンシューズ
ソックスとシューズのレイヤードを楽しむコーディネート。
共に黒で揃えたスラックスとポストマンシューズに、白のソックスがアクセントをプラスしています。チェスターコートを羽織った着こなしは、秋から春にかけて大活躍の組み合わせ。
インナーのTシャツで遊び心を演出するのが、お洒落度をアップする秘訣です。
暖か素材の冬コーデ
コーデュロイジャケットとニットを合わせた冬の着こなし。
地味になりがちな秋冬コーデにカラーアイテムを投入して、軽やかな印象に仕上げています。一方で、脇役となるシューズとジャケットの色味をリンクさせて、一体感のあるスタイリングに。
ポストマンシューズを素足履きするのが、大人の抜け感を演出するコツです。
ベージュのポストマンシューズに注目
ベージュのポストマンシューズは、コーディネートのアクセントに最適。
シャツ×黒スキニーのプレーンな着こなしに、秋らしさをプラスしています。デニムシャツはボタンを上まで留めて、真面目なスタイリングに。
キレイめカジュアル派のお手本的ファッションです。
キレイめカジュアルコーデ
センタープレスのパンツと合わせて、キレイめに仕上げたコーディネート。
Iラインシルエットの着こなしと、足元のポストマンシューズのバランスが抜群です。カジュアルな印象のブルゾンも、どこか上品な雰囲気に。
ソックスには白をチョイスして清潔感をプラスしています。
ダメージデニム×ポストマンシューズ
ダメージデニム×ポストマンシューズで作る、ワイルドなスタイリング。
シューズのぽってりとしたシルエットがデニムの存在感に負けず、コーディネートを格上げ。無骨な着こなしのなかに、きちんと感を演出しています。
デニム以外をモノトーンでまとめて、大人っぽいニュアンスに。
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