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季節感の演出で一歩先いくおしゃれへ。冬のコーデに重宝するウールパンツ
いよいよ冬本番を迎えましたね。コーディネートもすっかり冬物に変わったと思います。冬はお洒落の見せ所ですが、コーディネートは好きなアイテムだけを組み合わせせればよいというわけではありません。アイテムの組み合わせがコーディネートになるわけですが、テーマに合わせて全体の統一感を意識しながらアイテムをセレクトしていく必要があります。そのテーマの一つとして忘れてはいけないのが「季節感」です。冬物のアイテムを組み合わせれば勝手に季節感なんてでてくるでしょ?と思われがちですが、単純に冬物アイテムを組み合わせるだけでは、季節感の演出はできません。その季節らしさを表現するには素材を工夫したコーディネートをするのがポイント。中でも、冬の季節感をストレートに出したいのならば、ウールパンツを取り入れてみるのがおすすめです。季節感を上手に演出していけば半歩先のお洒落上手に見られます。日本の四季をファッションでも楽しんでいきましょう!
寒い冬には暖かな素材で季節感を演出
夏にダウン、冬に半袖、季節感のないファッションは奇異に見られますね。お洒落上級者を目指すなら季節を活かしてコーディネートを工夫していきましょう。
季節感を演出するコーディネートのポイントは2つあります。一つ目は、アイテムの季節感を統一させることです。コートにマフラー、半袖に短パンというように、アイテムのもつ季節感を統一させることが基本ルールです。
もう一つのポイントが「素材」です。意外に忘れられがちですが、素材を工夫することで季節感を簡単に演出できます。例えば、レザーやコーデュロイは素材感が伝わりやすいアイテムといえます。写真を見て、これらの素材のアイテムを着ている人が多ければ、いつの写真か知らなくても季節を想像できるでしょう。素材にはデザインやフォルムと同じぐらいの主張があることを覚えておきましょう。
冬の季節感を演出するおすすめの素材が「ウール」です。ウール素材の醸し出す暖かみは、冬を演出するにはピッタリのアイテム。もちろん、防寒着としての機能性にも優れています。保温性に優れていることから、気温が低くなる冬に特に重宝されます。さらにウールには弾力性があるため型崩れしにくく、シワにも強いのが特徴です。
ウールといえばセーターやジャケットといった印象があるかもしれませんが、暖かいウールパンツは冬のコーディネートの必須アイテム。季節感を演出しながら、デニムやコットンパンツとは暖かさが違うため、寒い冬にぴったりのアイテムなのです。また、最近では快適性を高めるために化学繊維を混紡したものが発売されており、ドレスからカジュアルまで幅広いシーンにマッチするウールパンツがリリースされています。今まで履いてこなかったという方も、これを機にコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか?
ウールパンツを選ぶポイント
ウールパンツは柔らかい肌触りや保温性から、履いて暖かく見て暖かい、コーディネートを作ることができます。また、デニムと違い品のあるスタイルを簡単に演出しやすくなります。例えば、ダウンにジーンズだととてもカジュアルですが、ボトムスをウールパンツに変えるだけで季節感もでるし、カジュアル過ぎないスタイルを演出することができます。スラックスが定番ですが、流行りのワイドパンツまで種類は豊富です。ウールパンツを選ぶ時のポイントは下記の通りです。
基本はグレーかブラック
最も使いやすい色はやっぱりモノトーンカラーです。どんなトップスとも合わせやすいからです。しかし、季節感を出すにはキャメル等のカラーも◎。
チェック柄に注目
無地とともにチェックも合わせやすい柄です。なかでもグレンチェックやガンクラブチェックなどの柄は定番です。
ストレッチ性が快適ポイント
ストレスフリーという観点からも伸縮性は重要です。ストレッチ性のあるものを選びましょう。近年はポリウレタンなどの化学繊維を混紡することで、ストレッチ性のあるものも多く生産されています。
ウールとカシミヤの違い
ウールと同様、冬の定番素材といえばカシミヤです。ウールとカシミヤのどちらにするか迷っている方も多いのはないでしょうか。ウールとカシミヤの違いを知って、どちらの素材をコーディネートにとりいれるかを決めていきましょう。
ウールもカシミヤも天然動物繊維で、いずれの繊維も柔らかく暖かい。汚れが付きにくく、シワになりにくい。そして、通気性があるため、ただ暖かさがあるというだけではなく、温度を調節することができます。ただ、採取できる動物の種類が違うため、暖かさや軽さ等の繊維の違いがあります。
ウールの原材料は羊毛で、保温性・吸湿性・放湿性ともにバランスよく優れています。普段使いから高級ブランド品まで幅広く利用されているのが特徴です。特定のシーンだけでなく、様々なシーンで活用できるのが魅力といえます。
一方、カシミヤの原材料はカシミヤヤギというインドのカシミール地方に生息するカシミヤヤギで、ウールよりも保温力に優れていますが、飼育頭数や採取できる量が少ないため、希少で高価な素材といえます。ウールとの違いは、その肌触り。上品なさわり心地に多くのカシミヤファンがいます。
ウールもカシミヤも冬の演出にピッタリですが、上品な肌触りで高級感を表現したいならカシミヤ、普段使いから高級感の演出まで幅広くコーディネートを楽しみたいならウールといえるでしょう。
素材使いの上手なブランド
素材を活かしたコーディネートを楽しみたいなら、素材使いが上手なブランドを参考にするのが近道。おすすめのブランドを紹介します。
AURALEE
ブランドコンセプトは「自分たちが本当に良いと思う素材を追求する」というほどの素材へのこだわり。肌ざわりがよく、形はシンプルなものが多い。私もよく買うブランドで、値は張りますが間違いのないブランドです。
COMOLI
今の日本人の体形に合った上質でシンプルな日常着を提案しています。どのアイテムも着心地が抜群で、ラフに着られます。私が一番好きなブランドで、SS,AWが発売されたら表参道にある本店に足繁く通っています。
素材の良いベーシックなアイテムを作らせたら日本一のブランドだと思います。
YAECA
コンセプトである快適さの通り、素材やの質感やユニバーサルデザインの観点を取り入れるなどのディティールが魅力。
ウールパンツで冬を演出
季節に合った素材やアイテムを使用することで、ファッションに季節感が出ます。寒い冬の季節感を演出する素材の一つにウールがあります。セーターやアウターの印象があるウールですが、パンツにしてみるとジーンズやほかの素材のものと比べて格段に暖かさがあり、寒い季節にぴったりです。さらに選ぶシルエットによって印象が変わりますので、シーン別に合わせたコーディネートが楽しめます。細身であってもストレッチがきいているので、履き心地もいいです。見た目にも履いてみても暖かくて季節感があっておしゃれなアイテム。本格的な冬の訪れにウールパンツはいかがでしょうか。
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