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Tシャツに光沢をもたらす繊維や技法とは?光沢のあるオススメブランドもご紹介

Category 2019/08/13

 

Tシャツというアイテムは、シンプルゆえに微差こそが大差となります。

実際に、肌着感覚の消耗品レベルから、フォーマルな場でも引けを取らない高品質な逸品まで、様々なTシャツが世の中に存在します。

Tシャツの差のつけどころは、着ごこちがよい、着ていると気分がワクワクしてくる、あるいは肌がリラックスする、という着ている本人しかわからない「目に見えない価値」と、体のラインをきれいにみせるシルエットや洗練されたカッティング、しっかりと縫製されたディテール、上質な素材がかもしだす光沢感といった「目に見える価値」にあります。

特にTシャツは肌に直接触れる衣類ですので、柄や装飾ではごまかしのきかない、品質が重要ポイントとなります。

普通のTシャツであるけれど、普通でない絶妙な光沢感を放つ、手触りの良さそうなTシャツ。一枚で着ても存在感のある凛とした光沢をもつTシャツ。ツルツルとわざとらしい感じの加工はされておらず、自然の素材からにじみ出るその光沢感。その上品な「光沢」についてお話していきます。

⓵ 光沢感は何によってもたらされる?

 

洋服の生地、布は糸から構成され、糸の原料が繊維となります。繊維は 「天然繊維」と「化学繊維」に大きく2つにわけられます。自然界に生息する動植物を原料としてつくられた繊維を「天然繊維」といい、人工的に人間の手によってつくられた繊維を「化学繊維」といいます。

天然繊維を原料とした代表的な光沢のある素材といえば、絹でしょう。ご存知のとおり、絹は蚕の繭からできるもので、1粒の繭から約1500mぐらいの細く長い糸が取れます。これは東京タワーの高さの4倍以上に相当します。シルクの光沢の秘密は絹糸の構造にあります。生糸の繊維部分は三角断面形状をしており、この形がプリズムのよう入ってきた光を反射、拡散することによりあの独特な光沢がでるのです。化学繊維でも繊維の表面や断面の形状を巧妙に変化させることで、シルクライクな光沢の生地をつくることもできますが、繊維の形状が機械的に統一され過ぎていて、人工的な原料を使用されているため、絹のしっとりとした質感が出せないというのが現状です。

生地をつくる技法でも光沢感は出せます。生地は大別すると織物と編物があり、織られてつくられたものを布帛といい、編まれてつくられたものをニットといいます。この布帛には3つの織物組織、「平織り」、「綾織り」、「繻子織り」にわけられます。簡単にいえば、タテヨコ均等に平たく織られたものが「平織り」、織られた生地の表面に斜めの綾が現れているのが「綾織り」、経糸のみか緯糸のみかのどちらかしか出ていないのが「繻子織り」となります。

 

 

最も生地に光を再現するための織り方が、この繻子織りです。別名サテン織りとも言われ、特徴はタテ糸とヨコ糸を数回飛ばし、隣合わないように交差させた織り方です。生地は交差している点を少なくした分だけ光沢も増し、より高級感のある生地が出来ます。光の反射する面をできるだけ広くし、平らにする原理からでしょう。サテン織りには「コットンサテン」「ポリエステルサテン」「シルクサテン」と数多い種類がありますが、それらにはすべて艶やかな光沢感があります。

それでは冒頭でお話ししたTシャツ、特にコットンのTシャツはどのようにして光沢感をもたらしているのでしょう。

一般的にいわれるTシャツとは、そもそも織られた布帛からつくられたものではなく、編まれたニットの生地を使用してつくられたものをいいます。ですので「織り」で輝きを出しておらず、絹同様、天然繊維の「繊維」に秘密が隠されているということになりますね。

コットンとは綿花のふわふわなワタの繊維からつくられるもので、繊維1本の長さによって分類されます。約10㎜~21㎜を「短繊維綿」、約22㎜~28㎜を「中繊維綿」、約29㎜以上を「長繊維綿」といわれます。繊維の長さが長いものほど良質なものとされ、35㎜以上のものは「超長繊維綿」となり、「超長綿」と一般的に呼ばれ、かなり珍重されています。長さが長いほど、繊維は細くなり、手触りも良く、糸にすると反射率が高いため、光沢をもたらします。繊維が長くなると、糸をつぐむ際、つなぎ目が少なくなるので、繊細でありながら、強い糸にもなります。そのため、超長綿の糸で織られた生地は、なめらかで、しなやか、そしてシルクのような光沢がありカシミアにひけをとらない風合いをもちます。

⓶ 光沢感のある生地とそうでない生地の違い

それでは、肌触りが良く、素材を追求して製作されたぬめりのある上品な光沢感を持つTシャツと、洗いざらし感のある、光沢感のないTシャツを比べて見てみましょう。

ちなみに、Tシャツの勝劣を定めているわけではありませんので、あしからずご了承ください。

光沢のあるホワイトTシャツ (arkhé

 

光沢のあるTシャツには艶やかなクリームのようなとろける滑らかさが一見でお分かりだと思います。トロリとした輝きには上質な品があり、高級感が漂っています。着ごこちも良く、光を反射する光沢感により顔映えがするのも事実です。それと同時に落ち着いた大人のイメージの印象もあたえ、一枚で着用しても引けを取らないラグジュアリー感も感じられます。

 

【公式サイト】

https://arkhe.tokyo/

光沢のないTシャツ (無印良品)

https://muji.net

光沢のないTシャツはドライな表面感をもつので、輝きはありません。ざっくりと編まれたTシャツには飾らないナチュラルな印象をもたらします。毎日ザブザブ洗濯しても丈夫で、太陽の下でしっかりと乾かせられる元気さがあります。汚れてもガンガン洗える安心さや、頼もしさも感じられます。

⓷ 光沢感のあるTシャツを展開しているブランド一覧

arkhē ~高品質でありながら低価格を実現させた、新進ブランド~

 

僭越ながら、我々のブランドを紹介させていただきます。アルケー(arkhē)は、「大人が着るにふさわしい、無地のTシャツ」をテーマに、最高品質の生地を用いてTシャツをつくっている国産のTシャツブランドです。別名「白いゴールド」とも呼ばれる、シルクのような光沢と滑らかさが特徴の最高級コットンを使用したTシャツが特長となります。

本来、市場で1万円以上の高品質でありながら、中間業者などの余計なプロセスを省くことで、従来の1/2の価格で提供させていただいております。無地のTシャツ専業ブランドということもあり、生地とシルエットに対する拘りは国内随一と自負しています。上質な糸を低密度で織り上げることで、通気性と光沢ある質感を両立させ、ミリ単位でシルエットの試行錯誤を重ねています。

arkhē(アルケー)の商品はこちらから

https://arkhe.tokyo/products/

AURALEE ~究極な素材を扱う、服好きにイチ押しの注目ブランド~

http://wear.jp

オーラリー(AURALEE)は「自分たちが思う本当に良いと思う素材を追求する」をコンセプトにスタートしたブランドです。デザイナーが日本各地、世界各地を回り、厳選した原料と日本屈指の生産背景で本当に良いと思える素材を追求し、その個性を最大限に生かし、時代の気分を反映しがら、上質で洗練された洋服を提案し続けます。

オーラリーの際立つ特徴は、服のデザインをして生地を探す一般的なアパレルの工程とは逆で、素材を決定しその後、素材にあうデザインをするというところです。気取らずオーセンティックかつ、洗練された光沢あるTシャツは、感度の高い人たちのワードローブの中に必ず1枚はあると言えるほど浸透しています。

three dots  ~抜群のフィット感と極上のクオリティがウリの西海岸ブランド~

https://www.threedots.jp

スリードット(three dots)はロサンゼルスで誕生したシルエットと上質な素材にこだわりを追求するカットソーブランドです。ロゴマークである3つのまる(スリードット)にはpure (洗練されていること)、 effortless (快適であること)、 luxury (上質であること)、という意味合いがこめられています。最上級のコットンをはじめとした、選び抜かれた上質な素材を重視し、独自の加工がほどこし、繊細でやわらか、そして美しい光沢感のあるTシャツを生み出しています。着ごこちの良さを求めるのに、ネックの後ろにタグを付けずにプリントでサイズを表すところにもこだわりを感じさせられます。

SUNSPEL ~世界初のTシャツをつくった、老舗英国ブランド~

https://howtospendit.ft.com

サンスペル(SUNSPEL)は1860年創業の非常に長い歴史を持つイギリス老舗アンダーウェアブランドです。長年世界中で親しまれており、製品の品質には定評があります。こだわり抜いたオリジナル素材・Q82は特に有名で、柔らかさを保つため、手摘みされた最高峰の超長綿を強度や柔らかさがでるよう独自に加工した生地となります。デザインやシルエットは一見ベーシックですが、伝統的なブリティッシュスピリッツにある上質な素材や細かい作りこみによって、普通のTシャツにはない気品を感じさせられます。上質を求める大人のTシャツブランドとも言えるでしょう。

CURLY  ~生地製作から縫製仕様の選定まで一貫して手がけるブランド~

http://heinestore.com

カーリー(CURLY)は「カットソー=Tシャツ」という概念を超えたカットソーブランドを目指し、スタートした香川県発のブランドです。一貫したものづくりに裏打ちされた品質とその時代の空気感を併せ持ち、常に着るひとに新鮮さを感じさせる、どこにもカテゴライズされない、新しい価値観のブランドです。

カーリーは、縫製はもちろんオリジナルファブリックの企画、パターン作成、縫製仕様の選定まで、すべて一貫して自社で行っています。なので 各現場とダイレクトにコミュニケーションが取る事ができ、細部のニュアンスまで拘ったモノつくりを可能にしています。

 

 

 

 

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