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ワイドスラックスとは?|着こなしを格上げする3つの方法とメンズコーデ提案
ゆるく上品に着られて、きれいめにもカジュアルにも活躍するワイドスラックス。今っぽく着こなすためのコツ3つとワイドスラックスを使った17コーディネートをご紹介します。
ワイドスラックスとは?
全体的に幅の広いワイドシルエットのスラックスパンツ「ワイドスラックス」。ゆったりとした履き心地やシルエットながら、上品でスマートな印象を持つアイテムです。
ワイドスラックスで作れるシルエット
一般的にコーディネートにおけるシルエットにはI、Y、A、Oそれぞれのアルファベットのような形をつくる4種類が挙げられますが、ワイドスラックスでつくることのできるシルエットは2種類。
・トップスをタイトまたはジャストサイズでコンパクトにまとめたAライン
・トップスをオーバーサイズにして全体的にゆるくリラックス感のあるOライン
上記画像にも記載していますがY、Iラインはスキニーのような細身のパンツでつくるシルエットです。
ワイドスラックスを着こなす3つのコツ
ワイドスラックスを着こなすうえで、コーディネートに色を使いすぎないことや自分に合ったサイズ選びなど、ワイドスラックスに限らずファッション全体において当てはまるポイントは省き、3つの着こなしのコツをお伝えします。
着こなしのコツ1:カジュアルなアイテムを上手く取り入れて今っぽく
チノパンやカーゴパンツなどカジュアルなワイドパンツと比べて、ワイドスラックスはコーディネートを組む際に少なからず上品な要素がプラスされるアイテムです。
そのことから、同じテイストできれいめなシャツやジャケット、革靴を合わせようかと思いがちですが、ドレッシーなシャツやジャケットを羽織るならカジュアルなスニーカー、またはOラインシルエットを意識して大きめのシャツを選ぶなど、どこかでカジュアルなアイテムを取り入れることでコーディネート全体のバランスを取ることができるようになり今っぽい洒落感が生まれます。
着こなしのコツ2:パンツのカラーはコーディネート全体のカラーバランス次第で何色でもOK
次にパンツのカラーについて。
何にでも合わせやすいのはブラックやカーキ、ネイビーといったベーシックカラーですが、鮮やかな明るいカラーや大胆な柄の入ったワイドスラックスを着こなしたい場合にはそれを主役と考えて、トップスやシューズをベーシックカラーにすると良いでしょう。
ワイドスラックスのフォルムは上品な要素を持つため、派手色を選んでも怖い印象にならずファッショナブルに。ベーシックカラーのワイドスラックスを履きたい場合には、同系色でまとめるのも良し、どこかで差し色アイテムを入れるのも良しです。パンツのカラーによって合わせるアイテムのカラーを工夫することで、コーディネートにメリハリを効かせることができます。
着こなしのコツ3:+ベルトでコーディネートの幅が広がりパンツのシルエットをキープ
品の良いワイドスラックスはベルトと好相性。ベルトループのないイージーパンツの定着化でベルトを持っていない方、敢えて「ベルトをしない派」の方もいらっしゃるかと思うのですが、ベーシックなベルトを1本持っておくとコーディネートの幅が広がるだけでなく、ウエストが多少ぶかぶかする場合にも正しいウエスト位置でパンツを履けて、ワイドスラックスはセンタークリースが入っていることが多いため、ワイドスラックスのセンタークリースが綺麗に見えるように履くことは「着こなし」にも繋がります。
トップスをコンパクトにまとめてAラインシルエットにしたい、または脚を長く見せたい場合にはトップスをタックインする方法がありますが、ベルトをすると「大人っぽさ」や「上品さ」が加わります。
ここまで着こなしのコツを3つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
いずれも「例えばどんなコーディネートが良いのか、実際に見てみないと分からない」のが正直なところだと思います。
次からはワイドスラックスを使ったコーディネート画像が続きますので、着こなしのコツを思い浮かべながらご覧いただけましたら幸いです。
ワイドスラックスのコーディネート画像
1:モードな着こなし
テーラードジャケットとワイドスラックスを合わせたキレイめなコーディネート。
腰からストンと落ちるようなデザインのものをチョイスすると、ワイドなサイズ感でもモードな雰囲気に。
生地がもつハリと光沢によって、高級感が漂います。
ハズシとして投入したローテクスニーカーも、好アクセント。
2:クラシカルなファッション
ウエスト部分のタックや、裾が折り返しになっているワイドパンツは、クラシカルなファッションが好きな人にピッタリ。
トップスにはモヘアニットを持ってきて、トレンドライクな着こなしに。
大ぶりのネックレスや革靴を合わせることで、ワンランク上のラグジュアリーなコーディネートが完成します。
無駄な装飾を排除したスタイリングなので、着る人を選ばないのもメリットです。
3:ノーカラージャケット×ワイドスラックス
ワイドスラックスは、どんなトップスやアウターと組み合わせてもサマになるのが大きな魅力。
ノーカラータイプのジャケットを着るときには、アクセサリーで首元にポイントを持ってくると、おしゃれ度がアップします。
アクティブに決めたいときにはスニーカーを、シックにまとめたいときにはブーツを履いてもOKです。
ワイドスラックス特有のゆるいシルエットで、抜け感が演出できます。
4:ドレッシーなコーディネート
トップス、ボトムスともに、ドレープ感のあるアイテムで統一した、ドレッシーなコーディネート。
夏らしく、ブルーと白のニュアンスカラーで、さわやかさを演出しています。
ダッドスニーカーを合わせてカジュアルダウンしたことで、普段使いにも◎
全身のトーンを統一するのが、一体感のある着こなしのコツです。
5:グリーンでいまっぽく
深みのあるグリーンは、今季も引き続き大注目のカラーです。
カラーアイテムに抵抗がある人でも、ボトムスなら取り入れやすく、いまっぽいスタイリングを作ることができます。
トップスにはオーバーサイズのシャツを合わせて、ラフな着こなしに。
シャツのAラインシルエットと、スラックスのワイドな裾感で、バランスのとれたコーディネートです。
6:大人かわいいスタイリング
鮮やかなカラーのカーディガンを主役にした、大人かわいい秋冬ファッション。
カーディガンのオレンジを引き立てるように、ほかのアイテムをベーシックなカラーで統一して、まとまりのある着こなしに仕上げています。
バケットハットやローテクスニーカーでアクティブな要素をプラスして、休日らしいスタイルに。
ハットやカーディガンなどは、大切な人とのリンクコーデにもピッタリです。
7:リラクシーなコーディネート
オーバーサイズの半袖シャツ×ワイドスラックスで作る、リラクシーなコーディネート。
5分袖丈のトップスは、半袖以上長袖未満の適度なきちんと感が演出できます。
グリーンとグレーのくすみカラーを組み合わせたことで、こなれた雰囲気に。
足元にはサンダルを配置して、夏らしいカジュアルファッションの完成です。
8:韓国っぽいジャケパンスタイル
ワイドスラックスは、同系色のジャケットと合わせてセットアップのように着るのもおすすめです。
インナーにはTシャツを、シューズにはスニーカーをチョイスして、ラフなジャケパンスタイルに。
ボリューム感のあるダッドスニーカーを持ってくると、韓国っぽいテイストになるため、いまのトレンドにもマッチします。
ブルーのバッグを差し色として投入した点も高評価◎
9:こなれ感のある着こなし
スウェット×ワイドスラックスのコーディネートは、こなれ感が演出できます。
デザイン性のあるスウェットを選ぶと、部屋着っぽくならず、スタイリッシュな着こなしに。
寒い季節には、カーディガンやコートなどのアウターをプラスしてもOK。
ワイドスラックスにはセンタープレスが入っているため、脚長効果も期待できます。
10:トラディショナルな雰囲気に
トラウザータイプのワイドスラックスは、トラディショナルな雰囲気で着こなしたいときに最適。
タッセルローファーと組み合わせることで、コーディネートの完成度が上がります。よりレトロなムードを楽しみたい人は、格子柄のアイテムを取り入れると◎。
一方で、トップスにはロゴTシャツをチョイスして、デイリーユースにちょうどいいカジュアルなスタイルに。
11:ドレス感のあるコーディネート
エレガントなスタイリングでも、ワイドスラックスは大活躍です。
チェスターコートやモックネックニットなどの、きれいめなアイテムと合わせると、ドレス感のあるコーディネートに仕上がります。
全身をダークトーンで統一して、シックに着こなすのがポイント。
オーバーサイズのワイドスラックスに対し、シャープなラインのブーツを持ってきて、メリハリのある足元に。
12:結婚式の二次会やパーティーにも
ワイドスラックスは、普段使いはもちろん、結婚式の二次会やパーティーなどでも着用可能です。
シャツ×ネクタイ×ジャケットの組み合わせにワイドスラックスを投入すると、きちんとした印象と、トレンド感を兼ね備えたスタイルに。
このとき上半身をタイトにまとめるのが、バランスよく着こなすコツ◎
ややカジュアルなパーティーシーンにおすすめのコーディネートです。
13:白シャツ×総柄ワイドスラックス
総柄のワイドスラックスは、履くだけでおしゃれに見える便利なアイテム。
普段のプレーンなコーディネートに変化を付けたいときにも、ピッタリです。
トップスには、ベーシックな白シャツをチョイスすると、失敗しらずのスタイリングに。
五分袖のシャツを選ぶことで、白シャツ特有のビジネスライクな雰囲気を回避しています。
14:柄シャツが主役のコーディネート
柄シャツを主役に持ってくるときには、パンツやシューズ、小物などのアイテムを、シンプルなもので統一しましょう。
特に色物のシャツの場合、白のパンツでカラーコントラストを強調すると◎
ワイドなシルエットのコーディネートに、メリハリが生まれます。
ハットとシューズを黒でまとめて、一体感のある着こなしに。
15:親しみやすいオフィスカジュアルスタイル
テーラードジャケット×ワイドスラックスのコーディネートは、オフィスカジュアルや在宅ワーク時にも◎
全身をニュアンスカラーのアイテムで組み立てると、親しみやすいソフトな雰囲気が演出できます。
ノーカラーのジャケットで、カジュアルライクに仕上げた点もGOOD。
いまっぽいくすんだ色味は、着回し力の高さもメリットです。
16:きれいめカジュアルファッション
クルーネックニットとワイドスラックスの組み合わせは、難易度が低いスタイリングのため、おしゃれ初心者にもおすすめ◎
トップス、ボトムスともに、ゆるめのシルエットのものを持ってきて、トレンド感を取り入れつつ、きれいめカジュアルな着こなしに。
ハットなどの小物を1点プラスするだけで、お出かけ着としてもサマになります。
マフラーやアウターを合わせてもOKです。
17:ワークジャケット×ワイドスラックス
ワイドスラックスは、ワークジャケットとの相性もバッチリ◎
ワークジャケットの無骨な雰囲気と、ワイドスラックスのきれいめな表情がマッチして、旬のミリタリーコーデを、大人っぽく着こなすことができます。
足元には、ワークっぽさを強調するように、スリッポンタイプのスニーカーをON。
ジャケットの袖を折り返すなど、細部までこだわりが詰まったコーディネートです。
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