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スエードスニーカーとは?夏に履いても良い?着こなしのポイントとおすすめコーデを徹底解説
スエードスニーカーとは、その名の通り「スエード素材」が使用されたスニーカーのこと。
アッパー部分にスエードを使用することで、柔らかで温かみのある印象を与えます。
スエードスニーカーはオールシーズン着用できるものの、その独特な表情から、秋冬シーズンには特におすすめ。季節感を楽しめる点は、キャンバス地やメッシュ素材にはない、スエードならではの魅力です。スエードの毛足の長さで、着用する時期を使いわけるのも良いでしょう。
また、スエードスニーカーには、耐久性が高くお手入れしやすいというメリットも。
そもそもスエードとは、革の裏側をサンドペーパーなどで起毛させた素材で、毛羽立たせた面を表地として仕上げています。この毛羽立った表面が水を弾きやすい性質を持ち、悪天候での着用も可能にするのですね。あらかじめ防水スプレーをかけておくことで、よりその効果が得られやすくなります。普段のお手入れはブラシをかけるだけでOK。簡単なお手入れでキレイな状態をキープできるスエードスニーカーは、デイリー使いに最適なアイテムでしょう。
スエードスニーカーのおすすめブランド
PUMA

https://wear.jp/
PUMA(プーマ)の顔とも言えるアイコンモデルの「スウェード」は、1968年に誕生したモデル。
1980年代には有名アーティストたちが愛用したことをきっかけに、ヒップホップカルチャーやスケートシーンなどからも注目を集めました。以降グローバルなアイテムとなり、40年以上も世界中から愛され続けている名品です。
その最大の特徴は、パンツの太さやデザインを選ばない、汎用性の高いルックス。
天然皮革のスエード素材が高級感を演出し、キレイめスタイルにもハマる上品な足元に。
同ブランドの1番人気のスニーカーです。
adidas

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80年代を代表するアイコニックなシューズ「CAMPUS」が、復刻版として登場。
バスケットシューズとして誕生して以降、ニューヨークの伝説的HIP-HOPグループが着用したことをきっかけに、人気を博したモデルです。
ビッグスキンのスウェードアッパーは、シンプルながらも存在感を主張し、あらゆるファッションのアクセントに。
同ブランドの定番モデル、スタンスミスやオールスターに似た雰囲気を持ちながらも、よりシンプルに仕上げたルックスは、大人の足元にもハマります。
また、CAMPUSはデザイン性だけでなく、機能面でも高評価。スエード素材ならではの柔らかな履き心地と高いサポート力で、ストリートからスポーツまで、幅広いシーンで着用可能です。
ニューバランス

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1990年にリリースされた「Ⅿ997」。
スエード生地とナイロンメッシュを組み合わせたデザインが、ニューバランスらしい仕上がりです。
ミッドソールには、C-CAPやENCAP構造の一体成型のミッドソールユニットを採用し、履き心地を追及。
前年に登場したM1500と同様、高次元のテクノロジーが盛り込まれています。
2019年にはアジアで生産されたCM997が登場したことにより、低コストでの流通が実現し、さらに多くの支持を集めることに。優しいグレーカラーが、スエードの持つソフトな質感と相まって、柔らかな印象を演出します。
コンバース

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バドミントンプレーヤーの名を受け継いで誕生した「ジャックパーセル」。
1935年の発売当初から、プロスポーツ選手を中心に人気を集めた名作です。
その後はストリートにも普及し、コンバースの定番といわれるほどに成長。レザーモデルやデザイナーとのコラボレーションモデルなど、多種多様なルックスで登場しています。
今回ピックアップするのは、モカシンをモチーフとしたスエードタイプ。
かかとやパイピングのステッチ、アウトソールのガムカラーなど、モカシンのディテールが随所に見られます。
ジャックパーセルの特徴的なデザイン、「スマイル」と「ヒゲ」はそのままに、落ち着いた大人の雰囲気が漂うモデルです。
VANS

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1977年に誕生したOLD SKOOL(オールドスクール)は、VANS(ヴァンズ)のクラシックラインを代表するモデル。
ローテクスニーカーとして絶大な人気を誇る名作ですが、同モデルをさらにブラッシュアップして登場したのが、OLD SKOOL DX(オールドスクールデラックス)です。
従来のモデルとの変更点は、アッパーにタフスエードを採用した点と、低反発素材のインソールを搭載した点。
これにより、耐久性や吸湿速乾性に優れたスニーカーが実現しました。
サイドのラインやクラシックな雰囲気は継承しているので、ストリートからアメカジにまでハマる使い勝手のよさも健在です。
スエードスニーカーのおすすめコーディネート
セットアップ×スエードスニーカー

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シンプルなセットアップに、グレーのスエードスニーカーをON。重くなりがちなダークトーンの着こなしを、スニーカーのソフトな表情が中和しています。
インナーにはTシャツをチョイスして、肩の力が入りすぎない適度なバランスに。きちんとした印象の中に軽快さを感じさせる、きれいめコーディネートです。
コントラストを効かせた秋コーデ

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Tシャツ×カーディガンで作る休日スタイル。全身をベーシックな色味で統一しつつ、Tシャツにはカラーアイテムを一点投入。
重くなりがちな秋ファッションに、鮮やかなコントラストを生み出しています。カーディガンとリンクさせたグレーのスニーカーで、一体感のあるスタイリングに。
イージーパンツでラフな着こなしに

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スエードスニーカーは、イージーパンツなどのラフなアイテムとも相性抜群。スエード素材がもつ上品な雰囲気が、カジュアルに寄りすぎない印象に仕上げてくれます。
トップス、ボトムスともに、ワイド過ぎないジャストなサイズ感もGOOD。コーディネートをワントーンでまとめる日には、素材感で変化を付けるのがおすすめです。
大人のアウトドアコーデ

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コーチジャケットを採用した、アウトドア色の強いコーディネート。フーディーやマウンテンパンツを取り入れて、とことんカジュアルに。
トップスの下から覗くTシャツや、チラリと見えるソックスの白が、スタイリングに清潔感をプラスしています。スニーカーのスリーストライプが好アクセント。
優等生コーデ×スエードスニーカー

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シャツとパンツを合わせた優等生な足元に、スエードスニーカーを配置。主張しすぎず控えめすぎず、それでいてヴィンテージパンツにも引けを取らないほどの存在感を、発揮しています。
パンツとスニーカーを同系色でまとめることで、脚長効果も期待大。スエードスニーカーは、コーディネートの外しとしてもおすすめです。
大人のストリートファッション

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VANSが似合うストリートファッション。スウェットとデニムで作る秋冬コーデには、スエードスニーカーがハマります。
オールドスクールのシンプルなルックスは、ワイドシルエットのパンツとも好相性。ソフトなカラーで統一した着こなしに、スニーカーの黒が映えています。
秋カラーのスウェットとスエードスニーカーをあわせて

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ゆったりとしたサイズ感のスウェットに、細身のパンツを合わせたコーディネート。全身のシルエットをYラインにまとめることで、カジュアルなアイテムの合わせも、大人っぽいニュアンスに。
スウェットの裾から覗くTシャツや無造作に垂らしたベルトが、スタイリングに立体感をプラスしています。足元のラインソックスも、さわやかさが感じられて好印象。
まとめ
特に秋冬に履いてほしいスエードスニーカー。防寒優先になりがちな冬のファッションに、季節感を簡単に取り入れられるので、一足持っているだけで、一気に冬にお洒落しやすくなりますよ。
値段もお手頃ですし、手入れも簡単なので、一度はチャレンジしてみてほしいスニーカーです。
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