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「シャツジャケット」の魅力。おすすめブランドとコーディネートをご紹介!
夏から秋にかけて衣替えの時期がやってきますが、これがなかなか難しい。ジャケットやパーカーだと暑いですし、シャツだと肌寒い。そういう場合に中間解として役立ってくれるのが「シャツジャケット」です。
名前の通り、シャツとジャケットの中間のような厚さの生地が使われていて、季節の変わり目のピッタリのアイテムです。形はどちらかというとシャツ寄りで、厚めのシャツという位置づけとして認識していただくのがいいかと思います。
季節や気温に応じた服をサラッと着こなすことは大人のファッションの基礎動作ですから、夏から秋にかけてのアイテムとして、シャツジャケットは最適のアイテムといえるでしょう。
今日は30代以上の男性向けのおすすめシャツジャケットのコーディネートや、おすすめブランドをご紹介しておりますので、ご参考ください!
シャツジャケットのおすすめブランド
KAPTAIN SUNSHINE
2013年に、デザイナーの児島晋輔氏が設立したカジュアルブランド。
シーマンのユニフォームやフィールドウェアを中心に、アウトドアやワーク、ミリタリーなどのテイストをMIXさせたスタイルを提案しています。
デザインにはアメリカ製品の影響を受ける一方、日本の生地や縫製により、完成度の高い仕上がりに。
その大きな特徴は、運営母体にファブリックカンパニーをもつ同ブランドだからこそ実現する、クオリティの高い生地です。
製品ごとに肌触りや発色、経年劣化なども考慮しつつ厳選される素材は、本物志向の男性から絶大な人気を集めています。
そんなKAPTAIN SUNSHINEが提案するミリタリージャケットは、落ち感のあるレーヨン素材を採用して、無骨なイメージを払拭。
生地がもつ独特の光沢により、クリーンで新鮮な印象を与える1枚です。
A.P.C
1987年に、デザイナーのジャン・トゥイトゥがスタートしたブランド。
「生産と創造の工房(Atelier de Production et de Creation)」を略してつけられたブランド名には、デザイナーの名をファッションに結びつけたくないという思いが反映されています。
コンセプトは、「デザイン、プライス、外見の観点から、だれもが手に取りやすい真のフランスブランド」。
フレンチベーシックの中にストリートのテイストを取り入れたスタイルが特徴です。
デニムを中心に、カジュアルなファッションを得意とする同ブランドは、ミリタリーテイストのアイテムも豊富にラインナップしています。
シックなカラーのジャングルファティーグジャケットは、すっきりとしたシルエットに仕上げることで、スマートな印象に。
キレイめなスタイリングにもおすすめです。
(3)MAISON Margiela
1988年にフランスで誕生した、ファッションブランド。
創業者でデザイナーのマルタン・マルジェラは、ファッションの歴史に最も大きな影響を与えたデザイナーの1人と言われています。
そのコレクションは、「脱構築(デコンストラクション)」や「デストロイ・コレクション」と呼ばれ、従来の衣服を再構築・再定義しました。
メンズ・ウィメンズを問わず、ウェアやアクセサリーから、シューズや香水まで、ファッションアイテムを中心に幅広く展開。
メンズのジャケットでは、定番のㇵの字ライダース(5ZIPライダース)以外にも、ファッショナブルな製品を数多く提案しています。
中でもストライプ柄のスポーツジャケットは、マルジェラらしいデザイン性の高い1枚。
コットン100%で着心地の面でも優秀です。
ATON
久崎康晴氏がディレクターを務めるファッションブランド。
「ここにしかないもの」をブランドコンセプトに掲げ、素材やシルエットにこだわったアイテムを展開しています。
ブランド名の由来は、AtoN「“あ“から”ん“まで」。
原材料の選定から完成にいたるまで、生産者と綿密にコミュニケーションをとったうえで、生産背景を把握したものづくりがしたい、という思いでつけられました。
「スピンコットン」や「ピュアキャメル」など、こだわりの素材を用いて作られる製品は、スタンダードなデザインながら、着用時のシルエットが美しいのが特徴。
羽織としても使えるプレーンなコットンシャツは、ヘムライン(裾線)のカーブを抑えることで、ノーマルな印象に。
広めのバックヨークでカジュアルな着こなしにもマッチします。
AURALEE
2015年に、デザイナーの岩井良太氏が立ち上げたファッションブランド。
コンセプトは「本当に良いと思う原料を厳選し、素材を追及。さらに、その素材の個性を活かして、上質で軽さを感じられる洋服を提案すること」。
素材作りからデザインと考え、気取らずに毎日着られるリアルクローズを展開しています。
定番のTシャツをはじめ、シンプルでノーマルなデザインが、20代から40代まで幅広い世代で人気のブランドです。
そんなオーラリーの長袖ビッグシャツは、太めで長い袖が特徴。
超長綿を使用して高密度に編みこまれたツイル地には、なめらかな肌触りと上品な光沢があり、ラグジュアリーな雰囲気が漂います。
適度な落ち感が、ジャケットとしても1枚着としてもハマるアイテムです。
Steven ALAN
1994年にニューヨークでセレクトショップとしてオープンし、1999年にはオリジナルブランドの販売を開始。
アメリカントラッドやアメリカンカジュアルなスタイルを中心に、着心地にこだわったアイテムを提案しています。
日本ではユナイテッドアローズがディストリビューターとなり、全国の店舗で購入可能に。
アメリカからの輸入品だけでなく、日本国内での独自企画を融合し、セレクト品を加えたラインナップになっています。
メンズ・レディースともにフルコレクションで展開。
同ブランドのシャツは、コーチジャケットタイプで、どんなスタイルにも馴染むのが魅力。
ツイル素材を採用することにより、落ち着いた大人のニュアンスに。
羽織としてカジュアルに、ボタンを留めてスマートにと、様々な表情が楽しめます。
シャツジャケットのおすすめコーディネート
カーディガンのように羽織るラフなスタイル
キャプテンサンシャインのシャツジャケットをラフに羽織ったコーディネート。
カーディガンのような軽い印象で着られるアイテムは、春秋シーズンに最適です。
インナーにはボーダーのカットソーを合わせて親しみやすい印象に。
アンクル丈のボトムスでジャケットとのバランスをとるのが、すっきりとした着こなしのポイントです。
シャツジャケットで作るミリタリーな着こなし
ミリタリージャケットとカーゴパンツで、男らしいスタイリングに。
A.P.Cが得意とするミリタリーなアイテムは、無骨さの中に洗練された大人の雰囲気があり、コーディネートを格上げしてくれます。
足元にはドレスシューズをチョイスして、キレイめなニュアンスをプラス。
カラーアイテムを巧みに使ったお手本コーデです。
デニムのセットアップコーデ
デニムのセットアップを着用した、統一感のある着こなしです。
スティーブンアランのシャツジャケットは、ゆとりのあるシルエットではあるものの、大きすぎない絶妙なサイズ感が魅力。
革靴を合わせることでカジュアルな印象に寄りすぎるのをカバーした、センスの光るスタイリングです。
インナーの白Tシャツが好アクセント。
シャツ×シャツジャケット
デニムのシャツジャケットは、白のパンツとの合わせもおすすめです。
濃いブルーとクリアな白のコントラストで、さわやかな雰囲気の着こなしに、
オーラリーらしいすっきりとしたシルエットが特徴のシャツジャケットは、羽織としても1枚着としても着用可能。
さりげなく投入した靴下のイエローが、差し色として存在感を発揮しています。
シンプルに
全身をノーマルなアイテムで揃えた、落ち着いたスタイリング。
ジャストなサイズ選びと控えめな色使いが、スマートな着こなしのポイントです。
ジャケットには装飾を省いたシンプルなシャツをチョイスして、大人の印象に。
すっきりとしたラインのパンツを合わせることで、シャツジャケットの魅力を最大限に惹き出しています。
まとめ
初春や初秋に役立つシャツジャケット。冬場はインナーとしても使えるので、登場シーンも自然と多くなるでしょう。
各ブランドから様々なアイテムが発売されていますので、お好みのアイテムがあればご検討されてください!
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