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ファッショニスタが好むニューバランスの定番モデル6選
ニューバランス、大変な人気ですよね。かくいう私もニューバランスファンで、好きなスニーカーを一つ上げるとしたらM1400かM1500を挙げます。自分の足にフィットしているというのもありますが、独特のクッション性による長時間着用しても疲れ知らずな履き心地はニューバランス特有のもので、多くの人から支持されるのは頷けます。
ニューバランスのモデルというと、過去廃盤になったものも含めると30種類以上存在します。どれを選べばいいのか迷ってしまいますがファッショニスタが選ぶというか人気のモデルはそう多くありません。
今日は数十種類あるモデルの中から人気のあるものを6つ選びましたので、ニューバランス購入の参考になさってください!
ニューバランスというブランドについて
アメリカのボストンに本社を置くニューバランスは1906年、アーチサポートインソールや偏平足等を治すための矯正靴メーカーとして誕生します。
新しいバランス感覚をもたらすという意味を込めたブランドネームで今では知らない人は居ないシューズブランドとなりました。誕生した外科系の知識を活かしながら1960年にはスポーツ用シューズの分野に進出。足のサイズ選択が可能なオーダーメイドランニングシューズを発売します。このカスタムシューズを発売したのはニューバランスが世界初。
その後1980年に日本へ上陸、80年代の日本で大ブームを巻き起こします。
その頃生まれたのが「900シリーズ」「500シリーズ」「1000シリーズ」で現在まで続くニューバランスの柱となるシリーズを数多くリリースしました。
1988年にはレザーをアッパーに採用したことでファッション業界からも注目され、現在では数々の有名ブランドとコラボレーションを果たすこととなります。
ニューバランスのデザインはコーデュロイ素材とのメッシュ素材とを組み合わせた一見シンプルなデザインですが、そのシンプルさが幅広いスタイルや年齢層とマッチして現在でも高い人気を誇っています。現在ではシューズの他アパレルなども展開し、昨今のニューバランスブームを後押ししています。
ニューバランスの型番にはアルファベット数字が使われることが多く、どのような意味合いが記されているのか気になった方も多いかと思います。
まずは数字の前のアルファベットです。
定番モデルには数多く標記のある「M」こちらはメンズラインの「M」から来ています。次にウィメンズラインの「W」、「U」の標記はユニセックスモデルとなっています。
特にメンズラインだからと言っても男性しか着用できないわけではないので、あくまでも標記上付けられているアルファベットと言えそうです。
他にはアジア製造ラインの「CM」、ランニング仕様で出されている「MR(メンズランニング)」「WR(ウィメンズランニング)」「KJ(キッズジョギング)」その他ウォーキング仕様で製造された「MW」と「WM」があります。標記以外にも製造しているスポーツのジャンルはテニス、 ベースボール、 フットボール、 ゴルフのためのフットウェアを製造しています。
それではここから定番のモデルを各型番ごとに紹介していきたいと思います。
ニューバランスのおすすめモデル
M1400
ニューバランスのメイドインUSAカテゴリーの中でも履き心地に定評のあるこちらのモデル。実は発売を予定していた当時、品質を追求するあまり発売を断念せざるをえなかったいわくつきのモデルなのです。1985年に「1300」を初代としてスタートさせたのがニューバランスの1000番台シリーズ。その2代目として発表予定であったのが「M1400」なのです。実はこのM1400を再度商品化へもっていったのは日本の現地法人であるニューバランスジャパン。アメリカの工場へ訪れた際にサンプルとして上がっていたものを日本へ持ち帰り、再販に向けて企画段階から練り直し商品化を実現しました。
M1400の作りで特に注目すべきはアッパー内部の縫製。この1400では袋マッケイ製法を採用、インソールを剥がした際に見てみると靴のちょうど真ん中部分でアッパーとソールを縫い付けられています。名前の通り袋状に足を包み込むような縫製で履くたびに足を包み込み、極上のフィット感を感じられるようにつくり込みがなされているのです。
この袋マッケイ製法はイタリア製の高級ローファーにも使われる技術で、それだけ特別な技術をメイドインアメリカ製でこのモデルには取り入れているのです。
M1500
ニューバランスといえばクラシックなデザインを持つモデルという印象が強いかと思いますが、M1500は随所にハイテクスニーカーのデザイン要素がちりばめられています。1500は1989年ニューバランスの1000番台シリーズとして発表されたフラッグシップモデルのうちの一つで、900番台のクラシカルな部分は生かしながら、ロゴをミニサイズに変更してよりスタイリッシュさを表現。ミッドソールに厚みを持たせてハイテクなディティールに仕上げていきました。これらのデザインは後に訪れる1990年代後半からの一大ハイテクスニーカーブームを予見するかのようなデザインでした。現在でもハイカットモデルやカラーバリエーションを増やして展開するなど数多くの1500が誕生しています。またM1500シリーズの製造はイギリスとアジア(ベトナム)があり、値段もアジア版が安価でリリースされています。違いは素材の質などによるものですが
縫製等はよく作られており、1万円ほど安い物とは思えない仕上がりとなっています。
M996
“1000点満点中990点の仕上がり”。といううたい文句から日本に浸透したM990。
その後継モデルとして登場した「M995」に続いて1988年に発売されたのが初代「M996」です。ニューバランスの中でも定番となる996が数多くのファッションラバーから愛される理由はその木型にあります。ブランドの定番木型SL-1はすっきりとしてやや細身のシルエットで、1500や1700にも使われる木型です。他にも定番の木型としてSL-2というラストも存在しますが1に比べて横幅にゆとりを持たせた形状となっています。
同じ996でも頭文字が違うCMとMですがこちらは生産国の違いで、アジア製造版とアメリカ製造版の違いになります。もともと「MRL996」というモデルがニューバランスのライフスタイルモデルとして発売したており、その「MRL996」をよりオリジナルな「996」のシルエットに近づけていったものが2017年から発売している「CM996」ということなのです。
アジア製造ではありますがシルエットだけでなくインサートの素材やミッドソールの構造もこだわり価格以上のルックスと履き心地が堪能できるコスパ最強のシリーズとなっています。カラーバリエーションが選べるのもM996の利点でこの各要素が重なり、より多くのブランドファンを増やすことに一役買っています。
M990
ニューバランスからリリースされているシューズの中でもランニング用のパフォーマンススニーカーとして1982年に生まれたのがM990
以降995、996、997と改良を重ね、高品質の990番台を数多くリリースしていきました。
この990は現在、品番はそのままプロダクト自体はアップデートを重ねているブランド屈指の名作となっており、時代に合わせて進化を続けるブランドのアイコン的なモデルとなっています。
M1700
1990年にリリースされた1000番台最後のフラッグシップモデルである「M1700」
一度生産がなくなったものの近年USA製で復刻を果たしました。
デザインは1つ前のモデルである「1600」を彷彿とさせながらもアップデートされた製品となりました。取り入れられた最先端技術の一つがアウトソールのラバーコンパウンド製「Ndurance」。これにより耐久性も向上。クッション性も新たに「ABZORB」を採用して
90年代最後を飾る高機能モデルの華々しい復刻となりました。
こちらは公式ストア限定で発売され話題となりました。
ML2002R
2020年のAWで発表された「ML2002R」。
このモデルは2002年にメイドインUSAで生産されて人気となった名品「2002」のアップデート版です。もともと「2002」とはニューバランスが1985年にリリースした「1300」に始まる「1000」番台のシリーズを継ぐモデルで、2001年からは21世紀にちなんで「2000」番台の名がつく製品が登場しました。
「2002」は2010年に誕生しそのクオリティーの高さから多くの人に愛されながらも生産が終了。その「2002」をベースにさらなる改良を重ねてアジア生産で復刻したのが「ML2002R」となります。オリジナルにも見られるしっかりとしたボディーのデザインをヌバックとメッシュ素材で作り上げることで高級感を纏わせています。
クッションにはABZORBを搭載して、見た目のみならず最高の履き心地とフィット感を備えました。クラシカルでありながらもどこかモードで重厚感のあるML2002Rは現代の上質なファッションイメージともちょうどよくマッチし、シックな装いにも合う一品となっています。
まとめ
お好みのモデルは見つかりましたか?ニューバランスはどのモデルも高品質ですが、今日ご紹介した定番モデルはデザイン性・は着心地等、どれを取っても傑作だと思います。
人気のモデルは多くのセレクトショップや通販でも取り扱われているので、お買い求めください。
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