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洋服好きの感覚に訴えかける“何か”。他ブランドと一線を画すMAATEE&SONSの沼

Category 2022/05/24

MAATEE&SONSとは

https://www.instagram.com/

MAATEE&SONS(マーティーアンドサンズ)は、2019年秋冬シーズンに設立された日本のメンズファッションブランドです。略してMAATEE(マーティー)とも呼ばれます。

「真に愛着が持てる日常着」​​をテーマに、ドレスとカジュアルの2つのテイストを融合したアイテムを提案しており、縫製やパターンを追求し​​尽くした、わかる人にはわかる、“真の服好き”に深く刺さるブランドです。

価格帯はデビューコレクション時でシャツが3万円〜、ニットが4万8,000円〜、パンツが4万円〜、コートが9万円〜、スーツが13万円〜で展開されています。

https://www.instagram.com/maatee_and_sons/

公式インスタグラムの投稿では珍しいと思うほどの文章量。デザイナーの松村氏自ら筆を執りアイテムについて語られる言葉からは、洋服の一点一点に対する松村氏の熱い思いが感じられ、読者側もこの服を着てみたい、触ってみたいという気持ちが湧き上がってきます。

そんなMAATEE&SONSのデザイナーを務める松村大基(マツムラダイキ)氏について少しご紹介します。

青山学院大学を卒業後、大手服飾店勤務を経て渡米。NYのFashion Institute of Technology(FIT)を卒業したのち、2010年秋冬シーズンから2018年秋冬シーズンまでニューヨークにて設立した自身のブランド「ティム(tim.)」を展開しました。

https://www.fashion-press.net/

▲ tim. 2017-18年秋冬コレクションのルック

同ブランドは1stシーズンよりアメリカ・バーニーズニューヨークやオープニングセレモニーで商品が取り扱われ、海外でも高い評価を受けました。そして2018年秋冬シーズンで前述のブランドtim.は休止し、これまで様々なセレクトショップや国内外のクロージングブランドの黒子としてサポートし活躍してきた仲間と共に、松村氏が中心となり2019年にMAATEE&SONSを設立。

MAATEE&SONSのブランド名の由来

ブランド名「MAATEE&SONS〔マーティーアンドサンズ〕」は、デザイナー松村大基氏のお祖父様が経営されていた呉服屋「松貞呉服店」から倣った文字った「松貞〔マツテイ〕→マーテー」と松村氏自身のブランドデビューの地ニューヨークでポピュラーな名前「マーティー」を重ねた【MAATEE】と、新たな形で受け継ぐことを意味する【& SONS】を掛け合わせたもの。そこには「先祖代々に伝わる伝統的な服飾史への敬意と、それらを新たな形で受け継ぎたい」という熱い想いが反映されています。

MAATEE&SONSの魅力

ブランドコンセプトは「大の大人が大真面目に良い服を提案する」。

ひと匙のウィットが生む独特な佇まいを軸としていて、縫製・パターン・ニュアンスの研究と追及を重ねることで、「普通なようで普通でない、真に愛着が持てる日常着」を提案しています。

松村氏のコレクションは、「クリエイションの幅広さ」が魅力のひとつですが、その原点は少年時代にさかのぼります。

松村氏は呉服店を営む祖父や父の影響を受け、幼いころから歴史的資料と言われるようなブランドや洋服に囲まれた環境で育ちました。幼少期から培われた伝統や文化への見識は、作品作りにも強く反映。「伝統的なテーラリングを大切にし、基本を抑えた上で見せる生きた遊び心」は、洋服好きの「感覚に訴えかけてくる何か」であり、他ブランドと一線を画すMAATEE&SONS最大の特徴と言えます。

先述した公式インスタグラムでは松村氏の”つぶやき”のような心の声のようなアイテムの解説は、素材やバランス、作り手の気に入っているポイントや思いを知ることができるのはもちろん、新しくリリースするパンツに対して「訳の分からないポケット」似合わない人は全くダメかもしれない。僕は似合わない。でもなぜか履きたくなる。」と書かれていたりして独特な表現なのですが、正直でユーモアのある松村氏の人間性が感じられ、だからこそ心を掴まれますし、新作アイテムだけでなく、投稿を楽しみに待っている方も多いでしょう。

MAATEE&SONSの人気・定番アイテム

MAATEE & SONSの定番かつ洋服好きにはたまらない「硫化染アイテム」

■BATTLE DRESS JACKET

¥69,300/MAATEE & SONS

https://unrealrealclothes.com/

使うほどに程よく色が抜け独特の風合いを増す硫化染。太いリネン糸を岡山で織り上げ、硫化染めを施した素材は古着のようなムラ感がかっこいい麻のキャンバスに。

このままでも十分魅力的な素材のさらにその先を見るために、デザイナー松村氏が信頼する浜松の加工工場でさらなるひと手間を加え完成するヘビーウエイトキャンバス。好きな人にはたまらない。なかなかお目に掛かれない風合いは、見る人の心を掴んで離さない一着です。

 

■WORK TROUSERS

¥46,200/MAATEE & SONS

https://bechics.shop-pro.jp/

ジャケット同様硫化染のヘビーウエイトキャンバス。

ベルトループはなく、サイズはややゆったり目の設計。シンチバック(=アジャスターストラップ。ウエストを締めるための調節バンド)なのでウエストをぐっと縛った着こなしも雰囲気◎でおすすめ。センタープレスを入れて上品に履きこなすことも、ずるっとルーズに履きこなすこともでき、1本で様々な表情を楽しむことが出来ます。

コンセプトは「ドレスシャツをカジュアルに」毎シーズン展開する定番シャツ

■REGULAR COLLAR SHIRT 

¥38,500/MAATEE & SONS

https://twelve0492233757.com/

「ドレスシャツをカジュアルに」というコンセプトで毎シーズン様々な生地で展開されている同ブランド定番のレギュラーからシャツ。パツンとしたハリ感が特徴のポプリン生地(ドレスシャツに用いられる代表的な素材)を使用し見た目は上品、着心地は滑らかな仕上がりに。清潔感のあるフレンチフロント(シャツの前端を内側に折った欧風なクラシックスタイル)、スプリットヨーク(シャツの方から背中に当たる部分を2枚の生地で成形することで美しいバックスタイルを演出)など仕立てはあくまでも「ドレスシャツ」を軸とした設計でありながらも、身頃や袖周りのサイズ感でリラックス感を演出。絶妙なバランス感でカジュアルダウンさせた大人の日常使いに相応しいドレスシャツです。

MAATEE&SONS購入可能ショップ

【関東】

LINKS

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東京都目黒区五本木2丁目42−5

 

Bechics

〒153-0042

東京都目黒区25 青葉台1-25-4 YT青葉台ビル2F

 

twelve

〒350-1122

埼玉県川越市脇田町6−1

【近畿】

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愛知県豊田市竹生町4丁目55

 

A.I.R.AGE

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愛知県春日井市宮町2丁目3−6

 

isle-アイル

〒650-0023

兵庫県神戸市中央区栄町通6丁目1−14 村上ビル1F

 

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〒604-8136

京都府京都市中京区梅忠町20−1 烏丸アネックス 3F

 

RASSEMBLE

〒630-8373

奈良県奈良市南市町2−2

【北陸甲信越】

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〒920-0997

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〒700-0826

岡山市北区磨屋町8-26-1F

【九州】

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