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Tシャツ生地の基礎知識 | 上質な綿、編み方の特徴、おすすめブランドも合わせてご紹介。

Category 2019/09/26

 

シンプルなTシャツをさらっと素敵に着こなしたい。

そのポイントは素材にあります。TPOに合わせ、1枚で着ても何か違うと感じさせてくれるような、上質なTシャツの生地についてご紹介していきましょう。

Tシャツに使われる代表的な生地

Tシャツに使用される素材はニット(編み物)で、編み方によって肌触りや通気性、伸縮性などが変わります。

肌に直接身に付けるため、“肌触りの良さ”は欠かせないでしょう。また、汗ばむ時期でも身体にべったりと貼り付かない生地を選びたいものです。

Tシャツで使用される代表的な生地としては綿(コットン)、ポリエステル、混合素材が挙げられます。

綿(コットン)

Tシャツで使用される生地で圧倒的に多いのが綿でしょう。天然素材ならではの肌触りのよさと清涼感があり、取扱いしやすいのが特徴です。耐久性や吸水性、保温性にも優れることから、一年を通して愛用できます。吸水性に富むことから乾きにくく、汗をかくと汗ジミになったり、身体にべったりするのがデメリットです。

ポリエステル

ポリエステルは通気性や速乾性に優れるため、汗をかいてもさらっとした着心地が特徴です。それゆえ、スポーツウエアやユニフォームにも使用されることが多い素材です。しわになりにくく、形状が崩れにくいため取扱いがラクでアイロン要らず。綿と比べると肌触りの良さは劣り、化学繊維ならではの毛玉の出来やすさや、静電気が溜まりやすい点がデメリットです。

混合素材

混合素材は複数の素材を混合して作られる素材で、デメリットをカバーし合い、1つの素材で実現できないことを可能にします。

例えば、綿ポリエステル素材をあげてみましょう。綿の弱点である吸水性の良さからくる乾きにくさがポリエステルの特徴により補われ、肌触りがよく通気性や速乾性に優れた素材になります。割合によってより綿ライクか、ポリエステルライクか特徴が変わります。用途に合わせ、選ぶ時のポイントにされるとよいでしょう。

上質なコットンについて

https://www.aiirodenim.com

綿は主に熱帯や亜熱帯、温帯といった気象環境で栽培されています。通常、コットン繊維の長さは2.8㎝程度で、繊維の長さが3.5㎝以上のものは “超長綿” と呼ばれています。この繊維の長さの綿が収穫できる地域は世界でも限られています。

肌触りの良さとは物理的に、繊維の長さによる糸表面の状態を表し、繊維が長いほど高級で、短いほど安価な生地になります。繊維の短い綿は毛羽が目立ち、肌触りも良くありません。繊維の長い超長綿は艶があり、上品な光沢感はシルクのようだと表現されるほどです。生地を染色した時の発色の良さにも秀でています。

 

この超長綿が採れる代表的な産地をご紹介します。

超長綿の中には、世界三大綿と呼ばれるコットンがあり、最高級コットンとして高い品質を誇ります。

 

【世界三大綿(コットン)】

・スーピマ綿(アメリカ)/アリゾナ州ピマ郡

・ギザ綿(エジプト)/ナイル川流域ギザ地方

・新疆綿【しんきょうめん】(中国)/中国ウイグル自治区

 

 

ピマコットン(スーピマ綿)/アリゾナ州ピマ郡(アメリカ)

 ピマコットン(スーピマ綿)は、元々、ペルーのアンデス山脈でのみ栽培された高級コットンです。スーピマは“Superior Pima(高級ピマ)”を略したもの。その綿花を中心に品種改良されたのがスーピマ綿で、アメリカのスーピマ協会の登録商標になっています。アメリカ南西部4州(テキサス・ニューメキシコ・アリゾナ・カリフォルニア)で採れる超長綿としてアメリカンコットンの代名詞です。柔軟性や耐久性、発色性にすぐれ、強度が強いことから型崩れしにくいのが特徴。目を閉じて生地に触れてもその違いが分かるほど、スーピマは繊細で柔らかいです。通常のコットンは白い花ですが、スーピマコットンは黄色い花で通常より小さく、少量しか取れないため大変高価で貴重な綿でもあります。

新疆綿(しんきょうめん)/中国ウイグル自治区(中国)

新疆綿(しんきょうめん)は、中国の新疆ウイグル自治区で採れる超長綿です。晴天が多く、極端に雨の少ない砂漠特有の気候でありながら天山山脈からの豊富な雪解け水と、灼熱の太陽によって栽培されます。この特有な環境が美しい白い綿花を育む、特別な超長繊維綿です。新疆綿は繊維長の長さがひときわ長く、上品な光沢としなやかさで柔らかな肌触りが特徴です。

GIZAコットン(ぎざコットン)ナイル川流域ギザ地方(エジプト)

エジプトで採取される綿の総称をエジプト綿と言いますが、GIZAコットンはエジプト綿の中でもとりわけ上質とされるコットンです。ナイル川流域に位置するギザ地方で採取されます。GIZAコットンは、綿ロウ成分と呼ばれる植物性の油脂を特に豊富に含んでいるため、シルクのような美しい光沢と非常に滑らかな手触りが最大の特徴です。

ピマコットン、新疆綿、GIZAコットンは「世界三大コットン」と呼ばれており、その中でも最も希少性が高いと言われています。

海島綿(かいとうめん)、シーアイランドコットン/西インド諸島(カリブ海)

 海島綿(かいとうめん、別名:シーアイランドコットン)は、カリブ海に浮かぶ西インド諸島バルバドス、アンティグア、ネービス、ジャマイカ、ベリーズの限られた5つの地域のみで栽培され、年間生産量は世界の綿の10万分の1以下という希少価値の高い長繊維コットンです。年間日照時間3000時間以上、雨期と乾期の絶妙なバランスを兼ね備えたこの地域でしか出来ない、自然の賜物と言えるでしょう。

繊維は長ければ長いほど、細ければ細いほど、しなやかな風合いと強度を生みます。海島綿は超長綿の中で最も繊維長が長いため、よりふくらみのある柔らかさを持ち、抜群の吸湿性を発揮します。さらに、絹のような艶のある光沢が特徴です。繊維に含まれる油脂分がほかの綿よりも多いため、触った時に指先にぬめり感があり、着用した時の肌触りが皮膚のように柔らかいです。一度、海島綿のモノを身に付けると、他の綿製品に戻れなくなると言われるほどファンになる人が多い、“海から産まれたコットン”です。

Tシャツ生地の編み方

Tシャツに使用される編地をご存知ですか?じっくり見たことのない人は少なくないはずです。どれも同じのように思われがちですが実は編み方は色々な種類があり、それぞれに特徴があります。

無地のTシャツは生地や編み方の違いで見た目や着用感が変わります。

ここでは、代表的なTシャツの編み方についてご説明していきましょう。

天竺(てんじく)編み

一般的な編み方で、平編み、メリヤス編みとも呼ばれています。表目は縦方向に筋が見える編み方で表裏の違いがはっきりしているのが特徴です。横方向への伸縮性がよく、Tシャツに最も使われる編地でしょう。

フライス編み

リブ編み、ゴム編みとも呼ばれ、表目・裏目ともに同じ編み目で縦方向に筋がはっきり見える編み方で表裏がないのが特徴です。横方向に良く伸びるのでフィット感がありながら締め付けることがない、抜群の着心地をもたらします。Tシャツは勿論、下着などのアンダーウエアに良く使用される編地です。

鹿の子編み

ポロシャツの定番的な編地です。鹿の背中にある白いまだら模様を思わせることが名前の由来です。表目に凹凸があり、肌に触れる面積が小さいため清涼感があり、通気性に優れています。横方向への伸縮性が少ないのが特徴です。ポロシャツやスポーツウエアに使われることの多い夏の定番生地です。

スムース編み

生地の表裏がなく、滑らかな肌触りが特徴です。程よい肉厚感と優れた伸縮性で型崩れしにくい編地です。フライス編みを応用した編み方でダブルリブとも呼ばれ、目と目の間が詰まっているため形もだれにくく、横の伸びが少ないことも特徴です。

ワッフル編み

名前のとおり、お菓子のワッフルのような凹凸模様からこのように呼ばれています。正式な名称はサーマル編みです。表目の格子状の凹凸模様が特徴的な編地で、厚みが出る編み方です。伸縮性に富み、保湿性が高く、さらっとした肌触りが心地いい編地です。編地の凹凸が生地と肌の間に空気の層を作り、温かくなった空気を外に逃がさない保温効果を上げる性質はあることから、気温の低い時期のTシャツにおススメな編地です。

生地にこだわったTシャツを作っているブランド

これまでご紹介しましたようにTシャツ選びは生地のポイントが高いアイテムです。着心地のいい生地は見た目も美しく、着ている人だけでなく、その心地よさが品質のよさに映り、周りの人にも自然と伝わります。

1枚で着ても、コーディネイトしても“さりげなくカッコいい“大人のためのTシャツを作っているブランドの中から、生地にこだわったブランドをいくつかご紹介致しましょう。

JAMES PERSE(ジェームス パース)

https://store.tomorrowland.co.jp

L.A出身のデザイナーが1994年にスタート。ハイクオリティなカジュアルウエアを展開するブランドで、ラグジュアリーなTシャツがハリウッドをはじめ、絶大な人気を誇っています。着心地抜群なライトウエイトの素材と、絶妙な衿のラインが魅力的なTシャツはジェームスパースならではの魅力に溢れます。新しいカリフォルニアカルチャーを発信するブランドとして目が離せません。

handvaerk(ハンドバーク)

https://bshop-inc.com

2013年にN.Yに創業したEsteban Sabaと妻Petraによるカットソーブランド。自らペルー綿(ピマコットン)を調達し、紡績、編み立て、染色、縫製までの全ての工程を自分の目の届く身内の工場で行い、一貫した製品管理で高い商品完成度を追求しているブランドです。ブランドが独自に開発した生地によるTシャツは「一度着たら病みつきになる」と言われるほどの着心地と品のある光沢感が特徴です。

素材だけでなく、ネックラインやショルダーラインにもこだわったシンプルな仕上げは、タイムレスなTシャツとして多くのファンがいるブランドです。

arkhē (アルケー)

https://arkhe.tokyo

大人が理想とするTシャツを体現するため試行錯誤を重ね作り上げたTシャツ専門ブランドです。

アルケーのTシャツを語る時、妥協のない生地のこだわりに始まります。世界三大コットンの一つである上質なGIZAコットンの超長綿を使用しています。低密度に編むことで通気性を持たせつつ、上品な光沢のある生地を実現しました。細く長い糸が艶やかな超長綿を太い糸に紡績することで毛羽立ちが少なく、透けにくい、丈夫な生地が特徴です。通気性に優れ、しわになりにくい、型崩れしにくい理想的なTシャツです。更に、国産の最高品質にこだわり、日本の職人による丁寧な仕上げは仕立て屋仕立てのような、隅々まで目が行き届いた完成度です。美しいシルエットで年中欠かせないTシャツとしてワードローブに欠かせないブランドです。

Tシャツの生地についてまとめ

これまでTシャツを選ぶ時のポイントの一つとして生地についてご説明してきました。

「無地のTシャツを着こなすのは難しい」という声をよく耳にします。

個性を出しづらく、ラフすぎる印象に見える場合もあり、外に着ていくのはちょっと、と避けてしまう人は少なくないでしょう。

しかし、品質の良い生地を選べば無地のTシャツはドレッシーにさえ見え、ご自身にフィットしたTシャツを選べば、ラフさがこなれた大人のスタイルが完成します。

衿のあるシャツやジャケットはフォーマル感のある着こなしが出来ますが、衿のないTシャツは首元が開いた分、抜け感がプラスされる独特な着こなしになり、コーディネイトに遊び心が出ます。

生地の特徴が生かされたTシャツを選び、スマートな大人の着こなしをお試しください。

 

 

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