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重厚なレザーを編み上げた唯一無二の品格。ボッテガ・ヴェネタのレザーバッグの魅力

Category 2019/03/09

https://www.excite.co.jp/

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)は1966年に創業した、イタリアを代表する高級ラグジュアリーブランドです。

細長い革をメッシュ状に編み込んだ「イントレチャート」のディティールを用いたレザーグッズが世界的に知られています。

 

2001年にはグッチグループ(現ケリンググループ)に買収され、エルメス等で活躍していたトーマス・マイヤーがクリエイティブディレクターに就任。ボッテガ・ヴェネタ本来の、職人による美しい製法と「イントレチャート」を強調したブランディングにより、再評価されます。

 

職人による技術を非常に大切にしており、クリエイティブディテクターを務めていたトーマス・マイヤーは、2006年に新設したアトリエ内にボッテガ・ヴェネタで働く職人たちが技術を習得するための学校を併設しています。この学校での3年間に及ぶコースを修了して初めて、ボッテガ・ヴェネタの職人として働くことが認められています。

 

現在43ヶ国251の直営店を展開しており、日本では201812月、銀座5丁目にアジア最大級の旗艦店がオープン。「イントレチャート」が落とし込まれた外観、日本の伝統的な職人技を用いた内装が話題になっています。

800平方メートルに及ぶ広大な店舗には、ボッテガ・ヴェネタの全てのコレクションがラインナップされ、ボッテガ・ヴェネタの世界観を堪能できる空間になっています。

ボッテガ・ヴェネタを代表する定番のアイテム

定番にして至高。Cava(カバ)

ネロ イントレチャート ナッパ ミディアム カバ ¥ 830,000

https://www.mens-ex.jp/

高いクラフトマンシップを誇るボッテガ・ヴェネタを代表するバッグと言えば、イントレチャートをアイコンに使用した、不朽の名作カバが挙がります。

柔らかくも適度なコシとハリのあるナッパレザーを、熟練した職人が丸2日かけて手作業で編み込んで作られています。

 

ダブルフェイスで編み込まれたトートバッグは、内側まで溜息が出るほど美しく、側面や底のカーブに縫製を使わず微妙なテンションを掛けて編み上げる技術は流石の一言です。無駄を削ぎ落とした一室構造の内装には、レザーストラップで縫い付けられた便利なレザーポーチが付属しています。また、最も負荷のかかるハンドルは熟練の職人が手縫いで仕上げており、耐久性にも優れています。

 

アイコニックな見た目から著名人にも愛用者が多いカバ。

スタンダードなモデル以外にも、ステッチ加工ができるモデルや、クロコダイルを使用したスペシャリティなモデルも存在します。

ビジネスの一生の相棒に。カーフブリーフケース

ネロ イントレチャート カーフ ブリーフケース ¥298,000

https://www.bottegaveneta.com/

軽くしなやかなカーフレザーを手作業で職人がしっかりと編み込んだ、シンプルなブリーフケースです。

 

Cavaシリーズとは違う、カーフレザー(クロームなめしの仔牛の革)を使うことで、軽量かつ高い耐久性を実現しています。ボディ全面に加え、ハンドルにもイントレチャートが施されており、控えめながらも存在感のある仕上がりは流石の一言。重厚なハンドルは、多くのものを入れた際にも安定感があり、デザインと実用性を兼ね備えています。

 

外装・内装ともに収納面でも優れており、数あるボッテガ・ヴェネタのブリーフケースの中でも定番の人気を誇ります。

ラグジュアリーを日常に。VNベルトバッグ

ネロ イントレチャート VN ベルトバッグ ¥165,000

https://www.bottegaveneta.com/

コンパクトな大きさながら、さりげない存在感を演出するボディバッグ。VNシリーズは、より高水準なカーフレザーを用いたシリーズの総称です。

 

バッグ本体の背面には心地よいパッドが入っており、フロントの大きなファスナーポケット、内装にはスマートフォン用のポケットがついており、ユーザー目線の意匠が伺えます。定番のダークトーン以外に、鮮やかなカラーバリエーションがあり、スタイル合わせて選べるのも嬉しい点です。

 

イントレチャート以外に、スタッズをデザインに盛り込んだモデルや、異なるレザーを2種類使ったモデルも存在します。

新時代のボッテガ・ヴェネタの代表作。 マキシカバ

ナッパ マキシ カバ ¥1,000,000

https://www.bottegaveneta.com/

不朽の名作であるカバをモダンに表現したボッテガ・ヴェネタの新時代ともとれる象徴的なバッグがマキシカバです。

 

トーマス・マイヤーの後任である、ダニエル・リーによる最初のデザインであるこのバッグは、オーバーサイズのイントレチャートをトートバッグに落とし込んでおり、「フェットゥーチェ」と呼ばれる太いテープ上のナッパレザーを手作業だけで編み上げて作られています。定番のカバに比べ、クリーンで洗練された表情は、ボッテガ・ヴェネタの新しい表現を感じます。

 

ダブルフェイスで仕上げられた内装には、取外し可能なカードケースがついており、実用面にも気を配った作りに仕上がっています。

なぜボッテガ・ヴェネタは世界中で支持されるのか

クラフトマンシップにこだわり続ける

https://wired.jp/

ボッテガ・ヴェネタの創業は1966年と、ラグジュアリーブランドの中では比較的若いブランドにあたります。創業時より「BOTTEGA=工房」という意味が込められたブランド名に相応しい技術力を持ち、特にイントレチャートは革とは思えないほどの滑らかで柔らかい質感を実現したことから、「シルクようだ」とも称され、一躍有名になります。

 

大きな転機としては、グッチグループ(現ケリング)に買収された2001年、エルメス等で活躍したトーマス・マイヤーがクリエイティブディテクターに就任後のことです。当時数々のラグジュアリーブランドがロゴを全面的に打ち出して認知度を上げていた時代に、ボッテガ・ヴェネタは「When Your Own Initials Are Enough(自分のイニシャルさえあれば十分)」というモットーを掲げます。

 

マイヤーはボッテガ・ヴェネタがこれまで磨いてきた、最高レベルの職人技術をブランドのアイデンティティとし、自信の先進的なデザインと合わせ、形にすることに成功。ロゴをあえて排除した洗練されたデザイン、職人の意匠が盛り込まれた製品は世界中の目利きに支持され、この頃よりボッテガ・ヴェネタは爆発的な人気を博していきます。

 

現在でもボッテガ・ヴェネタのクラフトマンシップに拘る姿勢は失われておらず、職人たちの発展無くしてブランドの発展は無い。という思想を尊重しています。

サスティナビリティを追求する姿勢

https://www.mens-ex.jp/

ボッテガ・ヴェネタがもう一つ大切にしてること、それはサスティナビリティ(持続公平性)です。

 

環境・社会・経済の3つの観点から持続可能にしてくことを企業理念とし、ボッテガ・ヴェネタの職人達が働くアトリエは、環境評価制度でラグジュアリーブランドとして初めてプラチナ認証を獲得しています。そのアトリエは、世界遺産都市、ヴィチェンツァ近郊の自然豊かなモンテベッロ・ヴィチェンティーノにある広大な敷地内にあります。

 

明るく開放的なアトリエは、18世紀に造られた歴史的建造物を回収して造られており、巧みにリノベーションされた建物内部は、驚くほどクリーンでモダン。歴史と現代が、いとも自然に融合している空間になっています。

 

(ヴィチェンツァ近郊のアトリエ)

https://casabrutus.com/

マイヤーは「職人による技術の継承と発展無くしてブランドの発展は無い。」とも語っており、ボッテガ・ヴェネタの高いクラフトマンシップがサスティナビリティによって存在していることが伺えます。

 

イタリアではファッション業界で唯一、働きがいのある会社トップ10にも選出されており、単に製品が贅沢であることだけに満足せず、製品における透明性と社会的公平さの面でも先進的な地位を実現しています。

おすすめのショップ

ボッテガ・ヴェネタ銀座フラッグシップ

https://www.fashionsnap.com/

https://forbesjapan.com/

201812月にオープンした、銀座5丁目に構える、アジア最大級の旗艦店。

6フロアに及ぶ広大なスペースには、レザー製品は勿論、ボッテガ・ヴェネタのすべてのラインナップを洗練された空間で体験できます。

 

建築には、日本の意匠デザインを多く盛り込んでおり、ボッテガ・ヴェネタの意匠と日本の伝統的な意匠が高い次元で融合した他には無い空間に仕上っています。

アジア最大級の旗艦店ということもあり、多くの限定アイテムの販売が行われており、国内外から足を運ぶ人が絶えません。アポイント制のプライベートフロアも設けており、旗艦店ならではのパーソナルできめ細かいサービスを提供している点も見逃せません。

 

住所 : 東京都中央区銀座5-6-1

電話番号 : 03-6280-6612

営業時間 : 11:00~20:00

ボッテガ・ヴェネタ 新宿伊勢丹 メンズショップ

https://www.imn.jp/

言わずと知れたファッションの全てが集まる、新宿伊勢丹メンズ館。

 

ボッテガ・ヴェネタのショップは3階に位置しており、広さこそ旗艦店には遠く及びませんが、特別なワークショップや限定のアイテムの販売等、旗艦店に引けを取らないイベントを数多く行っています。伊勢丹内のショップということもあり、伊勢丹の手厚いフォローを受けられるのも魅力的。

 

住所 : 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹本店 メンズ館3F

電話番号 : 03-5919-3150

営業時間 : 10:30~20:00

まとめ

職人達の意匠に洗練されたデザインが魅力なボッテガ・ヴェネタ。

その哲学には、ある意味でラグジュアリーブランド全体の未来、サスティナビリティが感じられます。この哲学には多くのファンがおり、ボッテガ・ヴェネタの今日までの興隆に数多くの物語があります。

 

職人達が時間と労力を惜しまずに作られる製品は、その一点一点に魂が宿っており、大量生産の工業製品にはない底知れぬ魅力があります。レザー製品にこだわりのある大人の男性にこそ、本物のラグジュアリーを追求したボッテガ・ヴェネタはお勧めです。

決して安い金額ではないラインナップがメインですが、他はにない高いクラフトマンシップを誇る製品は、一生モノとして相応しい品格と仕上がりになっています。

 

自分と一緒に歴史を重ねて深みを増していく、相棒とも呼べるバッグを是非とも自身の目で確かめてみてください。

 

 

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